今年のゴールデンウィークは、3連休ー3平日ー4連休というパターンだった。年金生活者になってからは、釣り人が多い休日を避けて渓に赴くことが多くなったが、先週は3平日最終日の2日木曜日に独り大井川を遡る。
のんびりと朝のルーチンワークを済ませてからの出撃だったので、小イワナでも釣れればいいやと考えて、狙いをとある「ありがた沢」に絞る。入渓は11時を過ぎていた。タックルは7ftの1番ロッドで、5Xのティペットに14番のBHラッシーを結ぶ。薄暗く曇った空の下ながら、スタートしてすぐに狙いの小イワナが釣れてホッとする。続けてぽんぽんと2尾を追加したところで、林道をジムニーが上がってきた。まさかここで釣るんじゃないよね?と思ったが、2人の釣り人が車を降りて釣り支度を始める。おいおい!と思いながら交渉に臨むと、川通しで上流に行きたいと言うので、どう見ても人生の先輩のお二人に先を譲り、とりあえずここから50mは釣らせてくれとお願いした。
そしてまた何尾かのちびイワナを釣った所で、支度を済ませた2人組が、竿を畳んだまま自分を追い越していく。まあ、竿を出していなければ釣れない事もないだろうと思い、なんなら追いつくまで進んでやろうと考えた。すると、2人が歩いた後なのに、ぽつりぽつりと釣れて来る。結局、午後2時半まで釣り上がり、予定どおりの小型ばかりだが、ダブル2桁の釣果を得ることができた。
ということで、十分に満足な釣りを愉しめたのだが、一時はどうなることと思った次第だ。それにしても、自分の脚で追いつけなかったとは、先輩方は随分な健脚だなぁと感心しきり。もう少しお話をしておけば、得るものもあったかなと思う一日だった。
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【2度目の転落】
話は変わって。
昨年秋から家族に加わった新入り保護猫チーノ君は、獣医師の診断による推定年齢から、5月5日を誕生日とした。
そして、ちょうど満1歳となるその日、朝4時半に目が覚めると部屋の中にチーノ君の姿が見えない。そう言えば、夜中に部屋から出たがったので、扉を開けておいたんだと思い、眠い目をこすりながら家中を探したが見つからない。もしかしたら屋上に出ているのかと思って見に行ったが、姿はない。ふと、1月3日にチーノ君が屋上から7~8m下の地面へ転落した事(日記には記していないが)を思い出し、玄関まで降りて外を確認すると、隣家との境に転落の衝撃で外れたらしき青い首輪が落ちていた。慌てて周辺を捜索したが、なかなか見つからない。少しずつ範囲を広げながら歩き廻り、30分ほどで一旦家に戻ると、チーノ君自ら裏庭に戻ってきてくれていた。
目立つような外傷がないかを確かめ、少し汚れた顔や手足をぬぐってから、いつものキャットフードを食べさせようとしたが、いつもは食欲の塊のような様子で貪るのに、口を付けない。これは転落のダメージが相当大きかったかと心配になった。大好きなちゅ~るならどうかと与えてみると、あっという間に平らげる。そして水を少し飲み、眠ってしまった。
それから10時間ほど経って、改めてちゅ~るを与えると、美味しそうに食べる。そしていつものカリカリフードも、しっかりと食べてくれた。一時は、動物病院の救急外来を受診しようかとも考えていたが、歩く姿は問題なさそうだし、目力も戻った感じがする。若干まだ本調子ではない様子も見られるが、まずは大事なくてホッとしている。それにしても、まさか2度目の転落はないだろうと考え、屋上への出入りを自由としていたことがいけなかったのかもしれない。改めて、飼い主の責任を感じる出来事だった。
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