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May 27, 2024

てんから竿なら大丈夫だったけれど

先週の日曜日に右手親指を打撲してから、痛み止めの飲み薬と塗り薬で回復を図っていたが、まだ腫れと痛みが残る木曜日に、竿が振れるかお試し釣行に出かけてみた。
向った先は近所の小川の源流部、車で15分ほどの近場だ。雑魚をターゲットにして、2.4mのてんから竿を1時間ほど振ってみた。怪我した当初は、箸を持つのも痛かったが、コルクグリップの軽い竿ならば、ほぼ問題はなさそう。毛鉤でカワムツを何尾か釣って、元気なファイトも楽しんだ。

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翌金曜日には、家族のコロナも癒えて普段どおりの生活に戻ったので、ステップワゴンに自転車を積み込んで、山岳渓魚に会いに出かけてみた。
満開のニセアカシアに迎えられ、入渓は10時過ぎ。天候に恵まれて、流れのコンディションもまずまず。そこそこの釣果は望めるかなと、期待しつつ渓を遡ったのだが、魚の出は渋い。当たり前のポイントからは反応が無く、岩の隙間のようなところをBHラッシーで探って、午前中の釣果はアマゴ1尾とイワナ4尾。最大でも7寸と小ぶり。
午後になっても活性は上がらず、午後3時までにイワナ6尾を追加して終了。最大でも8寸程度と、かなり期待を裏切られた結果となった。右手親指は、正確なキャストをしようとして、サムオントップでグリップすると結構痛む。8ft3in6pcのフライロッドを振るには、まだちょっと早かったかな。

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ということで週が明けたが、腫れと痛みは続いている。また週の後半には、山岳へ行きたいのだけれど・・・。
 

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May 20, 2024

ハルゼミはまだ鳴かない

5月も半ばを迎えた先週は、野暮用やら天候悪化やらで、釣りに行けたのはまた週末の金曜日。前日に、釣り兄貴カズさんとgoo~さんのお二人からオファーがあり、南アルプス方面の山岳小渓流へご一緒いただくことになった。
家を出たのが朝7時少し前と遅かったので、通勤渋滞にハマって現地到着は10時半前。先行者らしき車はあったが、構わず支度を整え、林道を少し歩いてから入渓した。途中で何か小さな生き物が道に落ちてるなと思ったら、なんと今年初のハルゼミ。まだ羽化したばかりなのか、大人しく指先に留まってくれたので、写真をパチリ。初夏の使者との出会いに、今日は釣れるかもと期待が湧いた。
さて、流れはと言えば、若干の増水ながら水は透明の好条件。しかし、前日の天候が相当荒れたのか、強風で飛ばされたらしき枝葉が辺り一面に散乱し、幹から折れてしまった木も目立った。おかげでイワナが居そうな巻きのポイントには、緑の葉や小枝が漂って邪魔をしている。それでも、じっくりと探れば反応はあった。
ドライフライでポイントを攻めるお二人に先行していただき、自分はBHラッシーで後を追う。12時半頃に昼食タイムを取り、午後4時の終了までに、26cmを頭に15尾のイワナと出会うことができた。特に最後に入った短い区間は、ここ数年魚影が薄いと感じていたのだが、今回は赤ちゃんイワナをキャッチし、復活の兆しを感じられたことが嬉しかった。一日終わってみれば、ハルゼミの鳴き声は何故か全く聞こえなかったが、釣り兄貴お二人も、数・型共に納得の釣果だったようで何よりと思う。

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カズさん、goo~さん、一日大変お疲れ様でした。また次回ご一緒いただくことを楽しみにしております。

 

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ところで、昨日のサッカーミニゲームで、相手シュートが避ける間もなく右手親指を直撃し、酷く腫れあがってしまった。今日は整形外科を受診したが、骨は大丈夫との事。しかし、箸を持っても痛いので、当然釣竿など握れないだろう。そこへ持ってきて、家族がコロナに罹患した。次に釣りに行けるのはいつになるだろうか・・・。

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May 13, 2024

山岳でエビ竿!?

GW明けとなった先週は、週末金曜日になって、ヤナさんと二人で山岳イワナに会いに出かけた。
Xga2024051001-448x336 午前9時に車止めへ到着。爽やかな空気に包まれながら、林道を歩いて入渓点へ向えば、青空と新緑をバックに桐の花が咲き、綿毛に包まれた柳の種もふわふわと宙を漂って、まさに初夏を迎えたと感じさせてくれる。そして流れのコンディションは、水量・水質ともベストの状態で、水棲昆虫が舞う姿がちらほら見え、イワナたちの活性は当然のように高かった。
Xgayana2024051006-480x640 いつものBHラッシーをポイントに落としていけば、高い確率で反応がある。バラシやすっぽ抜けも多かったけれど、お昼前に二桁釣果を達成。午後になっても高活性が続き、こんな時のためにと用意してきた悪戯道具を使ってみようかなという気分になった。
タックルパックに忍ばせておいたのは、以前テナガエビ釣り用に買ったものの、まだ1度も出番のない「幸釣四五六」という、ティムコ社製の六尺和竿。どう考えても、山岳渓流には不似合いな竿だが、テンカラレベルラインを結べば、毛鉤をキャストすることができる。そして、八寸くらいまでのイワナなら、難なくファイトを愉しめることが、この日証明された。ただし、竿の短さを補うために、右腕を一杯に伸ばして振っていたら、1時間もしないうちに肩肘腕がくたびれてしまったので、渓流での出番は二度となさそうだ。(^-^;

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という事で、今回もたくさんの山岳イワナ達と出会えた。そして退渓点となった小さなポイントに挑むヤナさんを見て、ここは釣れる!と思いデジカメを動画モードにして構えると、見事にイワナをヒット!短い動画だけれど、想い出に残るものが撮れて良かったと思う。

 

さて、翌日土曜日は、掛川市の原野谷川で「テンカラ大王」こと石垣先生のテンカラ講習会が開催された。それに合わせて、漁協からアマゴの成魚放流を行うとの案内があったので、准組合員の仕事として作業のお手伝いをしてきた。微力ながら、少しはお役に立てたかなと思っている。放流作業後は、1時間半ほどフライロッドを振ってみたが、前々回の日記で書いた、4月28日に放流したものと思しき、良型のアマゴが釣れて大満足。講習会には参加できず石垣先生のお話も聞けなかったが、とても有意義な一日になった。

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May 06, 2024

連休合間の小岩魚釣り

今年のゴールデンウィークは、3連休ー3平日ー4連休というパターンだった。年金生活者になってからは、釣り人が多い休日を避けて渓に赴くことが多くなったが、先週は3平日最終日の2日木曜日に独り大井川を遡る。
のんびりと朝のルーチンワークを済ませてからの出撃だったので、小イワナでも釣れればいいやと考えて、狙いをとある「ありがた沢」に絞る。入渓は11時を過ぎていた。タックルは7ftの1番ロッドで、5Xのティペットに14番のBHラッシーを結ぶ。薄暗く曇った空の下ながら、スタートしてすぐに狙いの小イワナが釣れてホッとする。続けてぽんぽんと2尾を追加したところで、林道をジムニーが上がってきた。まさかここで釣るんじゃないよね?と思ったが、2人の釣り人が車を降りて釣り支度を始める。おいおい!と思いながら交渉に臨むと、川通しで上流に行きたいと言うので、どう見ても人生の先輩のお二人に先を譲り、とりあえずここから50mは釣らせてくれとお願いした。
そしてまた何尾かのちびイワナを釣った所で、支度を済ませた2人組が、竿を畳んだまま自分を追い越していく。まあ、竿を出していなければ釣れない事もないだろうと思い、なんなら追いつくまで進んでやろうと考えた。すると、2人が歩いた後なのに、ぽつりぽつりと釣れて来る。結局、午後2時半まで釣り上がり、予定どおりの小型ばかりだが、ダブル2桁の釣果を得ることができた。

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ということで、十分に満足な釣りを愉しめたのだが、一時はどうなることと思った次第だ。それにしても、自分の脚で追いつけなかったとは、先輩方は随分な健脚だなぁと感心しきり。もう少しお話をしておけば、得るものもあったかなと思う一日だった。

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【2度目の転落】
話は変わって。
昨年秋から家族に加わった新入り保護猫チーノ君は、獣医師の診断による推定年齢から、5月5日を誕生日とした。
そして、ちょうど満1歳となるその日、朝4時半に目が覚めると部屋の中にチーノ君の姿が見えない。そう言えば、夜中に部屋から出たがったので、扉を開けておいたんだと思い、眠い目をこすりながら家中を探したが見つからない。もしかしたら屋上に出ているのかと思って見に行ったが、姿はない。ふと、1月3日にチーノ君が屋上から7~8m下の地面へ転落した事(日記には記していないが)を思い出し、玄関まで降りて外を確認すると、隣家との境に転落の衝撃で外れたらしき青い首輪が落ちていた。慌てて周辺を捜索したが、なかなか見つからない。少しずつ範囲を広げながら歩き廻り、30分ほどで一旦家に戻ると、チーノ君自ら裏庭に戻ってきてくれていた。
目立つような外傷がないかを確かめ、少し汚れた顔や手足をぬぐってから、いつものキャットフードを食べさせようとしたが、いつもは食欲の塊のような様子で貪るのに、口を付けない。これは転落のダメージが相当大きかったかと心配になった。大好きなちゅ~るならどうかと与えてみると、あっという間に平らげる。そして水を少し飲み、眠ってしまった。

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それから10時間ほど経って、改めてちゅ~るを与えると、美味しそうに食べる。そしていつものカリカリフードも、しっかりと食べてくれた。一時は、動物病院の救急外来を受診しようかとも考えていたが、歩く姿は問題なさそうだし、目力も戻った感じがする。若干まだ本調子ではない様子も見られるが、まずは大事なくてホッとしている。それにしても、まさか2度目の転落はないだろうと考え、屋上への出入りを自由としていたことがいけなかったのかもしれない。改めて、飼い主の責任を感じる出来事だった。

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