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March 25, 2024

好転の兆しかな

晴天が続いた先週前半だったが、春分の日の水曜日から強風が吹くとの天気予報を聞き、その前日に、今シーズンから漁協の准組合員になった川へ、独りパトロールに行ってきた。
最初は、冬季エリアの残り鱒狙いで中流域に入ったが、水量水質とも申し分ない流れから、魚の反応は無かった。次に、上流部のアマゴエリアへ移動したが、ここでも反応が無いまま釣り進んで行くと、急に濁りが入り出し気持ちが萎える。再び川から上がって、重機が河原で動き回っている工事現場を苦々しく横目で見ながら、初めて入る源流部へ廻ってみたが、堰堤が続く厄介な流れからは、やはり魚の反応はなかった。
結局、枝沢などの様子も見ながら14000歩ほどあちこち巡ってみたが、なんとも報われない一日だった。しかし、収穫も一つだけあった。それは、フェイスブックでお友達になっていただいた方に、偶然だが初めてお会いしたこと。短い時間ではあったけれど、会話が出来たのは本当に良かったと思う。

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さて、解禁以降の低調続きですっかり意気消沈していたが、それでも行かなきゃ始まらないと思い、金曜日は独り大井川を遡る。きっと、何処へ入っても釣れないんじゃないかという、大いなる不安を抱きつつ、ダム湖に注ぐ小さな沢に降りてみた。
流れに対峙してみれば、水量も水質も良好。少し進んだ平瀬では、正体不明だが定位する複数の魚影も見えた。しかし、流れの脇の岩壁には、太いつららが数多く下がっていて、春は浅いなと実感する。そして、BHラッシーへの明確な反応も数度あったものの、キャッチには及ばなかった。そこで、以前アマゴが釣れた上流部へ移動してみた。すると、ほどなく小さなイワナが釣れてびっくり。そしてそこから、短い区間でアマゴ・イワナと釣れて、魚止めの堰堤では幸運にも、体高のある8寸アマゴをデジタル・キープすることができた。
それで大満足したのだが、終了するには時間がまだ早かったので、帰り道の途中の街道沿いの小沢に、シーズン2度目の入渓を試みた。すると、前回無反応だった小淵で、ラインが引き込まれる。力強いファイトの末、ネットに収まってくれたのは、野性的な顔をした8寸イワナだった。
これで、この日の釣りは大満足の終了としたが、まだまだ水温が上がらない中で、出会えた魚たちはどれも錆びが残っていた。それでも、好転の兆しかなぁとも思える一日だった。

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明日もまた、まとまった雨が降る天気予報だが、そろそろ渓に本格的な春が来てくれないかと期待している。

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March 18, 2024

低調なのは自分だけかなぁ

3月も半ばに入って、気温もだいぶ上がってきた。そんな先週は火曜日に雨が降ったので、翌水曜日に解禁釣行を楽しんだ渓へ、独り赴いてみた。
前日の雨で増水を予想していたが、渓に到着してみると意外にも渇水というレベルで流れが細い。上流にある取水堰堤で、流れを絞っているのだろうかと思いながら釣りを始めた。しかし魚の反応がない。こんなに水が少なくては、魚たちも神経質になっているんだろうと考えたが、とにかく魚の気配が全く感じられなかった。
1時間半ほど進んだ、流れから取り残された水溜まりのようなポイントで、尾びれの上端が欠けた小さなイワナがようやく掛かってくれたが、結局それがこの日の唯一の釣果。車で往復5時間弱、流れを3時間ほども遡ったのに、何とも報われない一日だったなぁと思いつつ、午後3時半に帰途へ就いた。20240313iwana_20240318111701

中1日置いた金曜日は、気分を変えて富士山麓方面へ独り向かった。
途中のコンビニで年券を買い、まずは有望支流の中心部へ入渓する。正面に富士山の雄姿を眺めながら、豊かな流れに毛鉤を打って行くが、反応が無い。昨シーズン末には、少ないながらもアマゴと出会えたのだが、1時間ほど遡っても全く魚っ気を感じられなかった。仕方なく場所替えしようと林道に出て車に戻る途中、細い枝沢が気になったのでちょっとだけ探ってみると、小さなアマゴが釣れてくれた。そこは種沢とも言うべき流れなので、本筋に落ちてくれることを期待しつつ、車で15分ほど走った本流へ移動した。
その区間も、昨シーズン末に秋アマゴと出会えた流れだったが、支流と同様反応がない。午後2時を過ぎてから、中型の白っぽいカゲロウが川面を群舞し始め、これならライズが出るぞと期待したが、午後3時までやった釣果は、20cm足らずのアマゴとニジマスが1尾ずつと、残念なものだった。

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それにしても、今シーズンは解禁日以降、どこへ行っても釣果に恵まれない。自分だけかなと思ったが、釣り仲間のみなさんからも、あまり良い情報が聞こえてこない。気温も水温も十分に上がり、機は熟したと思われるのだが、一体どうしちゃったんだろうか。

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March 11, 2024

魚もフリーズ?

地中に眠っていた虫たちが起き出すという、二十四節気の啓蟄(けいちつ)を迎えた先週火曜日のこと。ぞわぞわと這い回る“釣りの虫”を抑えきれず、雨になるという天気予報を承知の上、独り大井川を遡った。目指した渓は、街道沿いのひと跨ぎ沢。到着した10時半の気温は3℃で、冷たい雨が降り始めていた。
BHチーノを5Xのティペットに結びつけ、ポイントを探っていくものの、魚の反応はない。それでも1時間近く渓を遡ったところで、小さなイワナがヒットして一息。続いてイワナ、アマゴ、イワナとテンポ良く釣れたところまでは良かったが、それからぱったりと反応がなくなり、昼頃には雨が雪に変わった。

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手がかじかむのに耐えながら、午後1時まで我慢してやってみたが、魚の気配が全くしなくなったので、魚の顔を拝めただけでいいやと考えることにして、早々に撤退を決めた。

その後水・木と雨が降り、ようやく晴れた金曜日は、再び独り大井川を遡る。
目指すは一応名のある支流で、昨シーズンはそこそこ楽しませてもらった馴染みの渓。少しは釣れるだろうと淡い期待を抱いていたが、1時間半遡って、ただ1度の反応もなし。本筋を諦めて入ってみた枝沢の1か所の堰堤で、4尾のイワナが固め釣れしてホッとする。
午後1時を過ぎたところで一旦車に戻り、20分ほど走った実績のある小渓流へ移動してみた。小堰堤が延々と続く渓相なので、どこかで魚は出るだろうと高を括ったが、こちらも完全に沈黙。1時間ほど遡った小さなポイントから、何とか小さなイワナが出てくれたが、結局反応はこれ1回のみ。魚が居ないはずはないのだが、釣れない理由が思い当たらなかった。冷たい水の中で、フリーズしちゃってるなんてことはあり得ないしねぇ。

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さて、週が明けて暖かさが戻ってきたが、明日はまたまとまった雨が降るという。その後は気温が上昇するとのことなので、事態が好転することを期待したいものだが・・・。

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March 04, 2024

尻すぼみ閉幕~まあまあ開幕

まずは渓流釣りファンのみなさまへ
 
2024年解禁おめでとうござい鱒~!

先週の木曜日をもって、今冬季エリアシーズンは閉幕した。
天竜川では、中途半端な転戦で完全無魚だった、20日火曜日の釣行が結局ラスト。そして、先週火曜日に独り出かけたのが原野谷川のラストで、釣果は本命のニジマスが0尾(バラシ1)と、放流物と思しきA鱒が1尾だった。
11月からの4か月間に、数々の逞しく美しい魚たちと出会わせてくれた両河川だが、閉幕は何とも尻すぼみな感じで残念に思うところ。
しかしまた、来シーズンもきっと存分に楽しませてくれるだろうと期待している。

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さて、静岡県内の各渓流も、先週金曜日に一斉解禁した。
その初日は何処に行こうかと思案していたところ、釣り兄貴カズさんが自分と同じ方向を考えていらしたので、お願いしてご一緒させていただくこととなった。
カズさんの愛車の助手席に座り、2時間ちょっとで雪が残る目当ての渓に到着。釣り人らしき車が1台停まっていたが、構わず釣りを開始。入渓してすぐに、BHラッシーに小さな魚が反応したが、ファーストコンタクトを釣り逃すと後が続かないというジンクスどおり、その後は暫く無反応が続いた。それでも、岩の陰の深みのようなポイントをじっくりと探って、小さな初イワナをキャッチ。そこから都合3時間で、4尾のイワナをデジタル・キープできたが、渋い反応の中で、運良くカズさんとダブルヒットの図を撮ることができたのは記憶に残りそうだ。
午後2時で一旦退渓し、車で1時間弱走った小渓流へ転戦。昨年独りで行った解禁日と同じルートを辿ることになったが、魚の反応は昨年の半分といった感じだった。それでも、小型のイワナ4尾と、これも小さな初アマゴ1尾を追加して、午後4時半で終了。釣果の方は、まあまあ満足といったところだが、とにかく晴れて暖かな釣り日和に恵まれたことに、心から感謝しながら渓を後にした。

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カズさん、往復の運転ありがとうございました。次回の釣行を楽しみにしております。

【追記】 先週末、Amazonでウインドウショッピングを楽しんでいたら、以前から気になっていたChrmebookが値下げされていた。現在使っているChrmebookも7年程が経過したが、特に不具合もないのについついポチっとな。(^-^;

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