沈黙の完敗
静岡県下にも、ようやく真冬の冷え込みがやって来た先週木曜日に、またヤナさんと天竜川冬季釣り場へ出かけた。
午前10時に現地到着。事前に連絡してあったK先輩も、ぴったり同じ時間に到着された。
準備を整えて流れを見下ろせば、何と釣り人は一人も居ない。「今日は貸切だね~」などと三人で喜びながら釣り開始。空は明るく晴れている。しかし、気温は4℃ほどと寒さ厳しく風も強い。いつものようにニンフで、左岸側から右岸側へと時計の逆回りにポイントを探っていった。しかし、午前中の2時間は、何の反応もなく終わった。
コンビニおにぎりのランチタイムに、3人で釣りやら趣味やらの話で盛り上がったおかげで、午後は釣るぞ!と気合が入り、再び流れに立つ。
川面には相変わらず強い風が吹き、非常に釣り辛い。ニンフフィッシングも、ナチュラルドリフトが基本だと思うが、ラインが風にあおられ引っ張られて、思うような流し方ができない。しかも、岩の上などに立っていると、身体が風に煽られてよろめき、転落しそうで危険だ。辺りでは時折ライズが見られるものの、結局午後3時の終了まで、ただ1度の反応も無く、完全な無魚を喰らって帰路に就いた。
例年なら釣果を得られない日が、必ず何回もあった。しかし今シーズンは、ここまで幸運にも釣れなかった日が一度もなく、変な自信がついていた。それだけに、高くなっていた鼻をへし折られた気分だったが、一度無魚ってしまえばこれより悪い日は無いと考えなければと思う。冬季シーズンも残すところ1か月余り。次回は何とか汚名返上となるよう、頑張ってみたい。
【追記】中1日置いた土曜日は、釣り兄貴カズさんgoo^さんと、近くの小川の土手で鍋焼きうどんパーティを開催。木曜日とは一転して、晴れて暖かく風もない穏やかな陽気に恵まれて、なべ焼きうどんを食べながらの釣り談義は楽しかった。一段落してからは、伊太和里の湯へ移動して、身体の外からも温まる。なんとものんびりとした良い一日だった。
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