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August 28, 2023

浮かすと沈める、どっちもたのしい

「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」というコミック本がある。
読んでみると、犬猫あるあるが面白くて大いに笑える。
しかしながら、犬がやたらと愛らしく書かれているのに、猫は凶暴な顔つきで憎たらしくもある。
自分は猫派ゆえ癪に障るところもあるので、この本は絶対に買ってやらないぞ!と心に決めている。
ただ、猫ってこういうもんだよなぁって思ったりもして(^-^;

などという事はさて置き、先週末金曜日は、2週間ぶりでヤナさんと隣県南アルプス入り口の渓へ出かけた。
車止めから1時間ほど歩いて10時半に入渓は、前回と同じペース。
そして約5分後に、BHラッシーで1尾目のイワナをキャッチしたのも、前回と同様だった。
今回自分は、流れの左岸を受け持って釣り上がったが、ニンフへの反応は若干渋めで、午前中の釣果は8寸弱を頭の6尾。
コンビニおにぎりの昼食後は、敢えて小さなポイント狙いに切り替えてみた。すると、ほどなく釣果は2桁となり、29cmの良型をキャッチ&デジタルキープした後は、フライを黒パラシュートに結び替えた。
黒パラ最初の1尾は、夏の終わりらしくお尻からハリガネ虫が出ている8寸イワナ。その後も中・小イワナがコンスタントに釣れ続ける。
午後2時半に区切りをつけて登山道を下り、途中の堰堤で3尾を追加して、午後3時半を過ぎたところで終了とした。

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ということで、前回に続いて前半はニンフ、後半はドライという釣り方で挑んだが、やはりどちらもそれぞれ面白く楽しい。
犬と猫の話ではないけれど、これからもボックスにはニンフとドライを入れて、条件やポイントに応じた攻め方を心がけたいと思った。
ヤナさん、今回も大変お疲れ様でした。憧れの1700mは、もう少し涼しくなってから検討しましょう!

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August 21, 2023

一期一会にしたくない

8月も半ばを過ぎた先週金曜日は、このところの雨の影響が少なさそうな流れを求めて、独り隣県北部まで出かけてみた。
3時間弱のドライブでたどり着いた林道ゲート前には、車が2台停まっていて、一人のフライフィッシャーが入渓の支度を整えている。
とりあえず、どの区間に入るのか確認してから自分も支度を整えると、出発の時間が重なったので、雑談を交わしながら林道を一緒に歩く。そして、何かのご縁なので、同じ区間を一緒に釣りましょうということになった。
約20分の林道歩きも、話し相手が居るおかげで短く感じながら、軽く汗をかいて入渓点の堰堤上へ到着。タックルをセットしてプールに目を凝らせば、時折魚のライズがあったりして期待感が高まった。
いつものBHラッシーを5Xのティペットに結んで、プールの魚に挑むも反応してくれない。すぐにそこを諦めて流れの方に転じれば、ほどなく立て続けに小さなイワナが2尾ヒットした。
それからは、白いグラスファイバーのお洒落なショートロッドでドライフライを操る、急ごしらえのパートナー「K」さんに先行してもらって、細い流れを遡る。しかし、魚が居ることは確かであるものの、自分にはどうやっても釣れない時間帯が続いた。
Kさんのフライには、そこそこ反応があるようだったが、結局昼食を挟んだ2時間後に、ようやく3尾めがヒット。それからまた2時間ほどかけて、何とか5尾を追加。午後2時半を過ぎ、まずまずの型をヒットさせたのに強引に寄せすぎてバラし、おまけに反動でフライを高い木の枝に絡ませ、回収できなかったのを機に終了とした。

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ということで、釣果の方はあまりぱっとしなかったけれど、初対面の方にご一緒いただくという機会に恵まれ、なかなか楽しい一日になったと思う。帰り道、こんな偶然な出会いは二度とない、一期一会なんでしょうねとお話したら、Facebookやってませんか?と問われ、そこで友達になることを約束できた。う~ん、簡単便利な世の中になったものだ。

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さて本日は、家に来客があるから遊びに行っておいでと女房殿に背中を押され、独り大井川を遡った。
辿り着いたお気に入りの支流は、白濁りの大増水。もしかしたら大物が出るかもと期待を込めてBHラッシーをキャストしたが、100mも進まないうちに渡渉困難なポイントが現れて強制終了。それでも25cmを頭に、3尾のイワナがでてくれたのは嬉しかった。
そこから一旦林道に出て、少し上流側の枝沢に入る。そして2時間ちょっとで、何と中・小15尾のイワナをキャッチ&デジタル・キープできるという幸運に恵まれた。中には在来イワナの血が濃いものも混じって大満足。木曜日の釣りでもやもやしていたものを、綺麗にすっ飛ばすことができた気がする。あ~、行って良かったなぁ。

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August 14, 2023

お次は1200m辺りまで

前回の釣行から1週間経った先週木曜日は、再びヤナさんと隣県南アルプス入り口の渓へ出かけた。
翌日から山の日を含む3連休で、夏休みを利用して釣りに来ている方も多かろうと思っていたが、9時半前に到着した林道ゲート前には軽自動車2台が停まっていたのみ。これなら他の釣り人とバッティングすることも少なそうだと嬉しくなる。
前回は標高1000m辺りの僅か100m区間しか釣らなかったので、今回は標高1200m前後を目指して約1時間歩いた。
入渓点は枝沢との合流付近。前回ヤナさんが良型イワナをキャッチしたポイントを譲ってもらい、BHラッシーをキャストすると、大岩の下から黒い影が躍り出た。いきなりのヒットに慌てたが、慎重にファイトしてランディングできたのは、29.5cmの泣き尺イワナだった。

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それからは、昼食を挟んで午後1時過ぎまで本流筋を釣り上がり、ちょうど2桁釣果を達成したところで、細い分流に分け入った。
浅いポイントが続くので、毛鉤を黒パラシュートに結び替えると、面白いようにイワナが出てくれて、ここでも1時間ちょっとで2桁釣果を達成。しかも、28cmという良型もデジタル・キープできた。

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大満足して登山道を引き返し、途中の堰堤で3尾のイワナを追加して、午後3時半過ぎに終了。大汗をかきながら、登山道を歩いた甲斐のある一日になった。
ヤナさん、今回も大変お疲れ様でした。漢方薬の68番の出番はなかったけれど、なかなかハードな釣行でしたよ。
また体調を整えて、いつかは標高1700mを目指しましょう。

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August 07, 2023

隣県南ア復帰戦は、わずか100m

8月に突入した先週木曜日は、梅雨入り頃から3カ月ほども行けていなかった隣県南アルプス入り口の渓へ、旧友ヤナさんと復帰戦に挑んだ。
朝の家事都合のため、出発時刻は7時とどうしても遅くなってしまう。片道125kmの行程を、抜け道と高速道路を駆使して通勤ラッシュを回避していくものの、途中のコンビニで昼食を調達してから道の駅でヤナさんと合流し、渓の入り口へ到着すれば、時間は既に9時半だ。いつもの駐車スペースが満車だったので、少し下った地点に戻って支度を整え、林道を30分ほど歩く。
ここからやってみようと降りた所で、何と餌釣りの先行者さんと出くわしてしまったが、非礼を詫びるとなぜかすぐに退渓されたので、とりあえず竿を出してみたら、すぐに中型のイワナがBHラッシーを咥えてくれた。
そこからは、竿抜けしているところもあるかなと期待しながら、二人で小さなポイントも見逃さないように叩いて行く。すると、意外にもイワナたちは好反応を示してくれた。
午前10時半から午後1時半過ぎまでの3時間ちょっとで、27cmを頭にちょうど10尾のイワナをデジタル・キープ。その間歩いた距離は、何とわずか100mばかりか。午後は天候が崩れるという天気予報が気がかりだったので、まだ時間は早かったけれど、渓の豊かさに感謝しつつ、頭上に広がる雨雲から逃げるように車に戻った。

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さて、週末を迎えて急に思いつき、釣り兄貴カズさん&goo~さんと土曜日に、アウトドアでランチをすることになった。
向かった先は自分の生まれ故郷の野池。11時頃に到着して、まずは雑魚釣りに挑戦。自分はてんからセットで岸際を狙うが、時合が良くないのか、なかなか魚が反応してくれない。それでも1時間ほどで、何とか美しいオイカワ1尾と、ブルーギルを2尾をキャッチ。そして、黒パラシュートを振り込もうとした時に、何とウチワヤンマがヒット。水中ではなく、空中で獲物とファイトするという珍体験だった。

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ランチは池畔のあずま屋で、カズさんがホットサンド、goo~さんがトマトパスタをご準備&調理してくださり、自分はノンアルを呑みながら美味しくいただくだけ(^-^;
とにかく暑かったけれど、存分に楽しめてお腹もいっぱいになった。

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偶には、こんなのんびりとした時間の過ごし方も好いものだ。カズさん、goo~さん、ご馳走様でした~♪

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