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December 30, 2022

100回越えの一年

N-ONEが納車されてから、早く釣りに乗って行きたいなぁと思っていたところ、釣友ヤナさんと火曜日に出撃のタイミングが合ったので、ご一緒いただいた。
道中、軽自動車よりワンランク上という感じのドライバビリティを楽しみ、ヤナさんにも少しハンドルを握ってもらいながら、9時半にいつものダム下へ到着。釣り支度を整えていると、釣り兄貴goo~さんも遅れて到着。それぞれ思い思いのポイントに散っていった。
空はすっきりと晴れて日差しが眩しい。
流れは澄んで、風は時折強く吹くもののコンディションは悪くないと思ったのだが・・・。
透明度の高い水が魚たちの警戒心を強めてしまったのか、毛鉤への反応は渋かった。
それでもポイントを歩き回り、瀬のなかから午前中にホウライマス、午後になってニジマスと、まずまずの型の2尾をキャッチ&デジタルキープすることができた。

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これで今年の釣り納めかなと思っていたが、本日女房殿から寛大なご配慮をいただき(^-^;、朝のルーティーン家事を済ませた後、エヌニャンを駆って原野谷川へ一人出釣。
快晴・微風・クリアな水質と三拍子揃い、10時から1時までの3時間ほどで、小振りながら美しい9尾のニジマスとホウライマスに癒してもらうことができた。

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これにて、2022年の釣りを終了。

今年3月末に退職し、自由な時間が増えたので、数えてみると長短合わせて何と102回も釣行していた。
振り返ってみれば、今年も原野谷・天竜・潤井の冬季エリアからスタートしたが、手強い鱒達に、ふと思いついて愛猫ラッシーのヘアー&ファーを頂戴して巻いたビーズヘッドニンフを使ってみたら、実に効果的だったのが大きな発見となった。
そこに、昨年から齧り始めたテンカラの手法をフライに取り込んで、BHラッシーを操ってみた結果、3月からの渓流シーズンでも魚と出会うチャンスが激増。
特に、9月に行った大井川支流で、白濁りした増水の中から38cmのイワナを引っ張り出した事は、これまで長年ドライフライオンリーでやって来た自分のスタイルを、変革してみた賜物だったように思う。
そして、友と過ごす機会も、例年以上に多かった。
2022年は、自分の釣り人生の画期的な一年だったかもしれない。

ということで、本年もココログちびあまごにご訪問いただき、大変ありがとうございました。
みなさまが、穏やかな新年を迎えられることを、心からお祈りいたします。

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December 26, 2022

N(乗り物)が我が家にやってきた!!

12月中旬に入ってから気温がぐっと下がって寒くなり、風の強い日がしばらく続いたが、先週水曜日は西風も一旦緩むとの天気予報を聞き、釣り兄貴カズさんの車で、再び原野谷川へ連れて行っていただいた。
現地到着は9時半。空は晴れて風が穏やかな好天に恵まれたが、日の当たらない所はやっぱり寒い。
それでも、車を置いたすぐ傍の最初のポイントで、カズさんのニンフにニジマスがヒット!
土曜日の放流の効果があったかなと、良い釣りへの期待が膨らんだが、流れの中に魚影は結構見えるものの、始めのうちは毛鉤への反応が渋かった。
最初の一尾が釣れたのは、開始から1時間半も経過した11時。
ようやく釣れたなぁとホッとしたが、30分後に釣れた2尾目は、ここでは大物の33cmクラス。
ヒレピンで良く太ったニジマスのファイトは強烈だった。
それからは魚の活性が上がってぽつりぽつりと釣れ続き、午後1時に10尾目をデジタルキープして釣りを終了とした。
タックルを仕舞って「ならここの里」へ行き、海老天蕎麦でお腹を満たしてから温泉にゆっくりと浸れば、もう何も言う事無し。
贅沢な時を過ごせた一日となった。

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そして迎えた12月23日は、新しい相棒と出会う日。
我が家にホンダNーONEがやってきた。
今年3月で退職する以前は、毎日JRと静岡鉄道で職場に通っていたので、自分に車が必要なのは休日だけだった。
しかし4月以降フリーな身の上になって、女房殿とステップワゴンをシェアするのも何かと厳しくなったので、贅沢だけれどもう一台買い増すことにした。
自分はホンダ教の信者?なので、S660が欲しいなぁと夢見ていたが、流石に実用性を考えてN-0NEに決定。
タイプはスポーティなRS(ロードセーリング)のCVTモデル。6速マニュアルシフトは、訳あって断念した(^-^;
これで4人家族の我が家は一人一台体制が整い、これからは心置きなくハンドルを握る車ができるなぁと喜んでいる。
ところで我が家は猫派家族。エヌ・ワンという呼び名は犬っぽいので、愛情込めてエヌ・ニャンと呼んでいきたい。
・・・と思うのは自分だけ?家族はあきれ顔だ・・・。

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December 19, 2022

西風吹いて冬到来

「遠州のからっ風」という言葉がある。
静岡県下に本格的な冬が到来すると、浜松市周辺から東の遠州地域で、昼夜乾燥した強い西風が吹くというもの。
その威力は猛烈で、家が揺れるのを中に居て感じるくらいだ。
そしてその強風が、先週半ばにやってきた。
木曜日には、またヤナさんに天竜川へ連れて行ってもらう計画を立てていたのだが、水曜日の荒れ模様に恐れをなして延期。
翌日になると風は少し弱まったが、遮るものが無い天竜川ダム下エリアでの釣りは、楽しみよりも修行になってしまう。
しかし、山間の小渓流ならば何とかなるかもしれないと考えて、昼前から独り原野谷川に出かけてみた。
道中では、車が煽られるほどの風があったものの、現地に辿り着いてみればそれほどでもない。
車の気温計は8℃と低くても空は晴れて案外暖かく、流れは平水でコンディションは悪くなかった。
12時にスタートして3時間ほど渓を遡り、反応は少なかったけれど、3尾のニジマスをデジタル・キープすることができて満足する。

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土曜日には追加放流が行われた原野谷川。
様子を見に行った釣り兄貴カズさんの情報によれば、見える魚がかなり増えたとのことで大いに期待が持てそうだ。
年末もいよいよ押し詰まってきたけれど、もう少し遊ばせてもらおうかと考えている。

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December 12, 2022

うららかな初冬の河原で

12月も2週目に入ったが、我が街は急激に冷え込むこともなく、若干風が強い日もあったものの、概ね暖かな好天が続いている。
先週は、火曜日に再びヤナさんの愛車で秋葉ダム下へ連れて行ってもらったが、穏やかな晴天に恵まれながらも魚たちのご機嫌はよろしくなく、釣果は小ぶりながら超美麗なホウライマス1尾のみだった。
前回の濁りはすっかり取れて、水質はクリアだったが、ダムゲート1門の放水は続いていて水量はやや多め。午前中は風も穏やかで水棲昆虫のハッチもあったけれど、魚のライズはほとんど見られないという状況。
何が原因で魚の活性が上がらなかったのか、首を傾げるばかりの一日だった。

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中1日置いた木曜日は、午後から時間が取れたので、独り原野谷川に向かった。
道中風が強めなのが気になったが、河原に到着すればそれほどでもない。流れは平水ながら薄く濁りが入っていて、条件は良いかなと期待した。
しかし、なぜか釣れない。いつもは目視できる魚影も少ない。
2時間ちょっと川を遡ってみて、釣果はカワムツ1尾と小ぶりなニジマス1尾のみ。前回の祭りは何だったのか・・・。
火曜日に続いて、何で釣れないの~?という疑問ばかりが残る一日だった。

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そして昨日は、静岡の釣り友「ひろりん」が、毎年12月に開催している「オイオフ」に参加した。
JR東海道線と静鉄バスを乗り継いで、1時間と少々。いつもの河辺には、初冬のうららかな陽光が降り注いでいた。
今回で第23回となる歴史あるオフ会に、フィールドではなかなかご一緒できない仲間達も集まって、楽しく愉快なひと時を過ごした。
唯一残念だったのは、肝心のオイカワが釣れなかったこと。
9月に静岡県下を襲った台風15号の影響が、この川にも及んでしまったのか、毎年楽しませてくれるオイカワもカワムツも全く姿が見えなかった。
それでもこの会が、来年以降も賑やかに開催され続けることを、心から願っている。

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さて、明日は雨が降るようだ。
魚たちの活性は、上がってくれるだろうか。

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December 05, 2022

増水濁りは凶か吉か

先週の火曜日は、久しぶりにかなりまとまった雨が降って、翌日の市内の各河川は、増水して濁りも伴っていた。
それでも1日置いた木曜日なら、ダム下のようなエリアであれば収まっているかなと判断して、またまたヤナさんの愛車に乗せていただき、天竜川へ向かった。
高速道路を降りて飛龍大橋を渡る際、流れを見れば泥濁りの大増水。
これは釣りにならないかもと心配しつつ秋葉ダム下までたどり着くと、ゲートが1門開いていて相当量の放水が実施されている。
流れは茶色く濁り、増水のために岸辺も狭くなっていたが、右岸支流から入る水は多いながらもクリアで、とりあえず竿を出してみるかという感じにはなった。
ところがやっぱり厳しい。
瀬を叩く釣りをやってみたかったのだけれど、濁った流れが強すぎて立ちこみが厳しい。
プールでのマーカーフィッシングも、流れが速く思うに任せない。
結局、午前10時頃から午後3時まで色々なアプローチを試みて、キャッチできたのは25cmほどのニジマスが1尾。
それでも、悪コンディションの流れの中から魚の顔を拝めただけでも良かったかなぁと思う。
それに、現地では無糖さんともお会いでき、また、自分と同じ市内に住まわれるYさんと、ディープな故郷話などができて、とても楽しい一日になった。

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迎えた土曜日は、釣り兄貴カズさんから、午前中勝負で昼食温泉付き!のお誘いをいただき、助手席に収まって原野谷川に向かった。
午前9時現地到着、空は曇っているが風が穏やかで寒くはない。そして、流れは結構増水して青白く濁っていた。
水が澄んでいれば、前回同様ドライ勝負と思っていたが、ビーズヘッドラッシーを5Xのティペットに結ぶ。
そして、テンカラ風フライフィッシングで最初のポイントを流してみると、いきなり蛍光オレンジのリーダーにアタリが出て25cmほどのニジマスがヒット!
出だしからラッキーだったなぁと思ったが、先に進むとポイント毎に魚の反応が続く。
時にカズさんとのダブルヒットもあって、開始2時間で釣果2桁を達成!
先行者の後でも釣れるし、渇水時には絶対に魚は居ないというようなポイントからも、この日はニジマスが出た。
思うにこの日の増水と濁りは、魚たちの警戒心を解き、捕食意欲を高める効果があったようだ。
タイミング的には、なかなか巡り会うことのない大吉くじを引き当てたようなもの。
夢中になって午後1時過ぎまで渓を遡ってしまったが、20を超えた釣果に大満足して終了。
ならここ食堂で遅い昼食を摂り、温泉でゆっくりと身体を癒せば、これこそ至福だなぁと思える一日となった。

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ヤナさん、カズさん、今回も往復楽をさせていただき、大変ありがとうございました!

 

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