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July 28, 2014

美しいだけに、なおさら残念・・・

今年の渓流シーズンも、5ヶ月が過ぎようかという先週末は、再び渓の新規開拓を目論んで、いつもの南アルプス玄関口辺りを独り巡ってきた。

メインターゲットは、以前は禁漁だった渓。何か状況が判らないかとpcネットで探してみたけれど、いまいちはっきりした情報が無い。それなら突撃あるのみだ!と地形図入りのポータブルナビを頼りに林道を詰めてみる。途中、川まで続いていそうな地図に載っていないコンクリート舗装のスロープがあったので、車を近くの広場に停めて歩き下り始めたが、これが結構キツイ坂で、sun気温も高かったので大汗をかいたsweat01sweat01

Xga2014072602流れまで降りてみると、カモシカの親子に出迎えられる。そこはこの川の支流の下部で、真新しい堰堤が目の前にあり、大きく崩れたらしき山肌には、広範囲にコンクリートが吹き付けられている。スロープは、この大工事のために付けられたものなのだろう。
渓の様子もすっかり土砂に埋まったという感じがしたが、本流筋まで更に支流を下ってみると、そこには巨岩の点在する素晴らしい渓相が広がっていた。遡ると次々に現れる魅力的なポイントには、深く青々とした水が流れている。魚も大きく育ちそうだなと思いながら、流れにフライを浮かべていくのだが・・・。

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1時間経っても、流れからは全く何の反応も無い。それでも、次はどうだ?その次は?と進んで行くうちに、急にめまいを感じ始めた。ポイントを狙うために低い姿勢を取り、立ち上がろうとすると強い立ちくらみに襲われるwobbly。これはまずいと思い、装備を外して冷たい流れで頭を冷やし、水分とriceballカロリーを補給しながら木陰で休憩を取る。しばらくして落ち着いた感じがあったが、これ以上無理するのは止めて一旦車に戻ることにした。遡ってきた流れを下り、大汗をかいて下ったスロープを上がろうとするが、思うように膝が上がらない。再び大汗をかきながらゆっくりゆっくりと登り、車にたどり着いた時は本当に安堵したdespair

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このまま家に帰るべきかと考えたが、あまりに時間が早い。そして魚の顔もまだ拝んでいない。林道を走っているうちに、車のエアコンのおかげか頭がすっきりしてきたので、帰り道にもう1箇所だけ小さな支流に立ち寄ってみた。
そこは、5~6年?ほど前に1度だけ試したことのある渓だが、その時は増水気味の流れから数尾のちびあまごが釣れた。そして今回も直ぐに反応はあったが、魚が小さくて掛からない。釣果を得られないまま狭い渓を遡って行くと、以前はなかった倒木がこれでもかと渓に折り重なっている。以前の台風の爪あとか、それともこの冬の大雪の仕業か。
Xga2014072614再び徐々に疲労感が重なってくる中、倒木の間の小さなポイントから、ようやく小さなアマゴが出てきてくれた。cameraデジタル・キープすると、ようやく救われたなぁという気持ちになり、胸に何やらじ~んと来る。そこからすぐ先の、倒木で完全に通せんぼとなったところで進路を塞がれて、ここで終了にしようと諦めがついた。

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結局、小さなアマゴ1尾との出逢いに終わった一日だったが、あの素晴らしく美しい渓に魚が居ない事、そしてこの小さな渓が倒木で埋まっている事を知ることが出来たのは、熱中症?一歩手前かという体調不良に陥った体験をした事と合わせて、ひとつの成果だったかもしれない。
次の週末は、もう少したくさんの魚たちと出逢いたいものだ coldsweats01

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July 23, 2014

幸運だった?電池切れ

楽しみにしていた週末3連休、その初日は女房殿と富士宮のイオンタウンを初めて訪ねてみた。もちろん、夕方にちょこっと湧水の渓に寄り道してなんて考えつつ・・・sweat01
店内は広々として明るく、大手家電店や沢山の専門店など入っているので、時間を掛けて見ることができて楽しいhappy01。ところが、あれこれ物色しているうちに、気が付けば店の外はthunderrain雷雨となっていた。それでも通り雨じゃないかなぁと考えて、買い物を終えてからとりあえず川まで20分ほどかけて移動。小降りになったので釣り支度など整えたのだけれど、さあ釣りだと意気込んだとたんに雨が再び強くなり、一転して辺りの山肌から赤土混じりの濁流が川に流れ込む状況になったのを見て、完全にあきらめがついた。そのまま道の駅やらドライブインなどはしごして帰宅することとなったが、女房殿には喜んでもらえたようだったcoldsweats01

続く日曜日は、色々な選択肢があったけれど、電報サムさんから甲斐の国の白イワナが芳しくなかったとのご連絡をいただいたので、自転車を積み込んで独り南アルプス方面に出かけた。

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Xga2014072009釣り開始は11時半。幸先良く、午前中に20cm、22cmとまずまずのイワナが釣れ、riceball昼食後も好調が続く。2時を過ぎ、8寸ほどのヤマト系が釣れたので、勇んでcameraデジタル・キープしようとすると、電池切れの表示sweat01sweat01。なんという失態だろう。こんな日に限って、いつも予備カメラの替わりに持ってくる携帯電話も車に置き忘れていた。そして、そういう時に限って良型が出る。続け様に8寸、9寸とサイズアップしたのだが、記録が出来ないのが無念だ。そんな気持ちで釣り続けても楽しくないと思い、3時を回ったところで退渓を決心したthink

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すると、渓を下り林道に出るまでに雨がぽつぽつと降り始め、自転車に乗ってからはちょっと濡れるなぁ程度になり、ちょうど車に到着した時点で本降りとなった。急いで釣り仕度を解いて車で走り始めたら、thunder雷鳴とともにtyphoon豪雨で前が見えない状態に。そんな林道は危険だ。路面は濁った川と化し、斜面からは真っ黒い泥水と落石が襲ってくる。ワイパーフル回転で飛ばし気味に林道を下ると、気分はラリーストか。30分ほどそんな状態の中での緊張したドライブが続き、なんとか無事に広く明るい山間の町までたどり着いた時に、ホッと胸をなでおろす。
もしもあの時点でカメラのバッテリーが切れていなかったら、無事にここまで戻れただろうかと考えると、お恥ずかしい失態が逆にツイていたということだったように思える。この日一番のイワナをデジタル・キープできなかったのは残念だったが、短時間で軽く2桁釣り、ともかくも無事に帰って来れたのだから、本当に運の良い一日だったのだろう。

さて、連休最終日は午前中の1時間半だけ、故郷の渓のアマゴ達に会ってきた。ちびちゃんばかりだけれど7尾shineの姿をカメラに収めて満足する。

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ということで、結果的には良い3連休だった。そして月曜日をもって、静岡県内もsun梅雨明けとなったようだし。

夏本番!今度の週末はどこに出かけようかな~wink

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July 14, 2014

台風8号の影響は??

先週は、火曜日から3夜連続でbeer飲み会となって、週末には疲れがどっと溜まっていたsweat01そんな中、とても心配になっていたのが、大型で猛烈だと言われていたtyphoon台風8号の進路。テレビで放映される沖縄県の様子や、台風に刺激された梅雨前線の影響で土石流など甚大な被害が発生した長野県の状況など観て、不安が一層募っていた。そして金曜日の早朝、台風は日本の東に去っていってくれたのだけれど、東京ではいつ通ったの?と思うほど何事もなく、拍子抜けするくらい。おかげでtrain交通機関にも影響はなく、夜はいつもどおり帰省することができた。しかし家に帰ってpcサイポスレーダーで確認すると、連続雨量はそこそこのようだったので、お疲れ気味の土曜日は、気になる山岳方面の様子を確認しに、独り出かけてみた。

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2014071222いつもの南ア入り口の渓に到着したのがお昼少し前。流れはカフェオレ状態だが、大増水という感じではなく、立ち込まなければ危険はなさそうだ。運良く流れの脇からでも出てくれないかなと釣り始めてみたけれど、流石に魚たちもどこかに避難しているようで反応なし。それならばと、増水気味だが澄んでいた支流に潜り込む。すると、すぐに小さなイワナがヒットした。この状況での釣果は、型に拘わらず嬉しいものだ。

2014071227上機嫌になって釣り上がって行くと、20cmオーバーの良型も出て大満足。これで来た甲斐があったなぁと思ったら、この日の5尾目は何と29cmのイワナsign03 よくもこんな小さな流れに居てくれたもんだと感心してしまった。その後、イワナ2尾を追加したところで、もうこの沢はいいや~と退渓する happy01

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車で30分ほど移動して次に入ったところは、数年前の台風で壊滅状態となった渓だ。こちらも結構増水しているが、濁りはほとんどない。これならばと期待して再開したが、30分ほど釣り上って全く反応なし。やっぱりこの渓に魚は戻っていなかったか、それとも時合いの問題か、残念だったが仕方ない despair。車に戻って時計を見ると、まだ時間は残されている。そこで、いつも通り過ぎてしまうのに、ず~っと気になっていた小さな沢の様子を見てみるのに、今日は又とないチャンスだと思ったflair

201407125015分ほどで到着した、木々に覆われた薄暗い渓は、やはり増水しているのだろうけれど水は澄んでいる。何でも良いから反応してくれ~と願いを込めた黒パラに、深みの中から小さな魚が反応する。やった!アマゴだshine。そしてすぐ次のポイントから、20cmほどの良いアマゴが出る。また次のポイントからは、意外にもイワナが!!入渓地点から数十メートルかという所で、思いもしなかった魚止め堰堤に突き当たってしまったが、ごく短い区間でアマゴとイワナを3尾づつ追加することが出来、全体釣果も目出度く2桁に。初めて挑んだこの渓も大正解だったということで、ウィークデーの疲れも吹き飛ぶ、良い一日となった。

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南アルプス方面は、今回の台風では大きな被害がなかったようで一安心。このままsun梅雨明けとなってくれればありがたいと思うところだ confident

【今週のおまけ、ムギ2号さん】

2014071271_2大井川筋で時々お見かけする、荷台の黒いボックスに「ムギ2号」とある原付のおじさん。以前はそこに詩のようなものも書かれていたような記憶があるのだが・・・消してある?。両肩を怒らせながらも、ゆっくりゆっくりと走るそのお姿に、なぜかほのぼのとしたものを感じてしまうのは、自分だけだろうか coldsweats01

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July 07, 2014

オレンジとグリーン

みかんとお茶が特産の静岡県民(今は一時的に東京都民だけど)だからという訳ではないが、自分はオレンジとグリーンという色が昔から好きだった。以前は、釣りにオレンジ色のレインウエアを着ていた時期があって、これは山の中で目立つからハンターや野生動物にアピールすると考えていたのだけれど、何となく渓流魚たちに気取られ易いかなぁという気もしていた。以来、ウエアを新調する都度、カラーチョイスが出来るならグリーンを選択するようにしているが、魚たちには相変わらずバレバレのようで・・・ coldsweats01

Xga2014070504_2そんな事はさて置き、7月最初の土曜日は、女房殿との早朝散歩までは空ももっていてくれたのだけれど、7時を過ぎると本格的なrain雨降りになった。静岡県内全般に、天気予報は雨のち曇りということで、それなら午後からは釣りになるかなと思い、降雨に比較的強い東の渓を目指して、独り家を出発する。お昼少し前に無事到着し、雨がしとしと落ちてくる薄暗い渓で、明るいグリーンのレインウエアを着込むと、気分はモリアオガエルかsweat01。とりあえず、急な増水の心配が少ない、支流の更に枝沢に潜り込んでみる。

流れは水量もまずまずで濁りもほとんど無いが、午後になってもなかなか雨は上がらない。その所為で虫も舞わず、そこそこ魚は出るもののシビアな反応だ。そして、冬の大雪の影響か根こそぎ倒れた大量の樹木が、所々で狭い渓を埋めていて行く手を遮っている。

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Xga2014070536_2雨で視界が悪い中、遡行に苦労を強いられ、更にはポイント上に張り巡らされた蜘蛛の巣に邪魔されて、しばしば集中力を失いそうになりながらも4時間ほど渓に浸り、何とか自分らしいサイズのアマゴ8尾とニジマス1尾をcameraデジタル・キープ。結局最後まで雨は上がらず、気持ち良い釣りにはならなかったけれど、アマゴのオレンジ・ドットに癒されながら、グリーンのウエアで梅雨を体感する一日になった。

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sun梅雨明けが待ち遠しいこの頃だが、今週は強烈なtyphoon台風が日本に向かって来ているようだ。日本の各地に、そして地元の渓に、大きな被害が出なければ良いのだけれど・・・ think

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