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September 30, 2013

大きな岩の下には

8月中旬、自宅を新築した友人へのpresent記念の品に、フィッシュクラフト工房福永さんのフィッシュカービングを贈った。その際、どうしても自分の分も欲しくなり、ブログで紹介されていた「夏のチビアマゴ」という作品の製作をお願いした。その品が、ぴったり誕生日前日に、自宅に到着。福永さん、大変お忙しい所、本当にありがとうございました happy01
そして、週末に帰省し、さっそく手に取ってみると・・・heart04

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なんとも可愛らしい catface
この作品は、自分も平成21年4月から平成23年3月までの2年間住んでいた、滋賀県の小渓流のアマゴがモデルだそうで、そういう意味でも特別な価値を感じているだけに、嬉しさも大きい。さらには、これが妻からの誕生日プレゼントとなった。えへへっ coldsweats01

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さて、この週末は、我がホームリバーのシーズンラストとなる。そんな土曜日は、どこに入ろうかと迷っていたのだけれど、電報サムさんからお誘いをいただいて、結局南ア入口を目指すことに決定。我がまま言って、サムさんとしては遅すぎの7時半に迎えに来ていただき、メルセデスの助手席に収まり北に向かった。

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快適なドライブと、爽やかな秋空の下の林道歩きの後、水辺に立ったのは11時。釣り始めてすぐに小さなアマゴがヒットして、サムさんにも小さなイワナがヒットnotes。昼食前に無魚逃れができ、これはイケそうだと思ったのだが、それからは苦戦が続いたsweat01
これまでの経験から、ここは必ず魚が着いていると思うポイントからも、なかなか反応が無く、時折パシャっと出る魚は、「超」の付くちびちゃん。どうやら、ラストチャンスに賭ける釣り人達が少なからず訪れていたようで、砂地には複数の足跡がくっきりと残っている。

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それでも何とか20cm前後のイワナを3尾程キャッチして、今日はこんなもんかなぁと緊張が緩んでいた時に、ごく浅いポイントでチョボっという感じでフライが消えた。ちっちゃ!とか思いながらアワセると、これがとんでもない。掛ったと思った瞬間、一気に上流に走った魚は、6Xのティペットをあっさりと断ち切って行ってしまった。しかし、魚の大きさというよりは、使い続けていたティペットに難があったのかもしれない。ちゃんとチェックしておくんだったなぁと、悔やんでも後の祭りだ。

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午後2時半、この日の終点と決めていたポイントがすぐそこに近づき、ま、こんなもんかなと諦め半分になったが、今日が最後と思い直し、小さなスポットでも丁寧に狙ってやろうという気持ちが戻る。そして、3mほどありそうな大岩の下の、小さな弛みに黒パラを浮かべてみた。1回、2回、3回・・・、流れに揉まれたフライが見えなくなり、ピックアップしようとすると、何か硬いものに掛ったように動かない。仕方なく、ロッドティップを水中に突っ込んで外そうとしたら、突然ずしんという感じの重たい動きが伝わってきた。あれ?流木か、もしかしたらヒキガエルでも掛ったかと思ったが、すぐにそれは魚らしい動きに変わる。やや強引にロッドを立てていくと、水中から茶色っぽい魚体が見えた。

デカい!こりゃバラしちゃいけない。流れも強いが、幸いティペットは交換したばかり。なんとかランディングしたい。そう思いながら強い引きに耐え、何とか手元まで寄せてきたが、ネットが小さいsweat01sweat01 頭から掬おうとして、2度失敗。重い遁走に耐えて、ようやくランディングに成功すると、今度は入ったネットから数十センチも飛び上がって濡れた地面に落ちる。ばたばたと大慌てになって両手で魚体を押さえ、再びネットに収めると、ようやく静かになってくれた。

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camera撮影のために浅瀬に移動し、しげしげと魚体を眺めると、濃い茶色の体側に朱色の斑点も見える。立派なヤマトイワナだ(と思う)。駆けつけたサムさんがメジャーを当ててくれると、37cmあった。嬉しさが込み上げる。リリースシーンを動画に収めると、何となく放心状態にgawk

すると今度は、ここまで辛抱の釣りが続いていたサムさんに、良型がヒット。これも強い流れの中で、ランディングに苦労した感じだったけれど、無事にネットイン。今度は自分が側に駆けつけてみれば、こちらは秋色をまとった見事なアマゴだ。メジャーを当てると29.5cm。尺には僅か8mm足りなかったけれど、ここまでの経過を思えば、満足の一尾だろう。

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自分もサムさんも、良い魚と出逢えたところで、大いに気が抜けた。今シーズンを締めくくるには、これ以上は望めないだろうと思い、そこからすぐに終点にたどり着いたこともあって、まだ早い時間帯だったけれど、渓を後にすることにした。
帰り路の林道歩きは、身体の疲れも心地よく、気のせいか目に入る景色が全て美しく見えた。それはもちろん、素晴らしい魚と出逢えたからに他ならなかったのだろう。
電報サムさん、山岳にお誘いいただき、本当にありがとうございました。こんな幸運に恵まれるとは思ってもいませんでしたが、この日の出逢いは、本当に良い思い出となりそうです。これで一応シーズン・オフとはなりますが、自分のFFは1年365日がシーズンです。また是非、川にご一緒下さいね happy01

   

さて、家に帰って画像をPCに保存し、この日の幸運に感謝するとともに、本当に良い締めくくりになったなぁとつくづく思ったのだけれど、「ちびあまご」というブログには、何となく相応しくないんじゃなかなぁと考えて・・・

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翌日曜日の午前中、故郷の渓と、暫しの別れを惜しんできた。1時間半でちびあまご5尾をキャッチ&デジタル・キープ。美しい姿を手にして、これで本当に締めくくりだなぁと思った。

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September 25, 2013

3時間と2時間

楽しみにしていた、秋の3連休第2弾がやってきたshine
そんな土曜日は、台風が過ぎ去ったばかりという条件を考えて、迷いに迷った結果、前の週と同じ渓へ、台風通過後の様子を見に行く事に決めた。

車の終点まで向かう道すがら、横を流れる本流の様子を見れば、カフェオレ色の濁流が滔々と流れている。こんなんで釣りになるかなぁと心配しつつ車を走らせ、午前10時半になろうかという頃になってようやく到着した駐車場で、偶然に渓流仲間のお二人とお会いし情報交換。そして通りかかった中電関係の方に、上流の様子を教えていただき、なんとか竿は出せそうだと判断して、泥濁りのダム湖を左手に見ながら、林道を独り歩き始めた。

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急ぎ足で30分ほど歩いて、お目当ての渓に到着してみれば、台風の出水の影響で、前週から様子が著しく変わっている。広い河原の左岸側に位置していた細い流れは、全く逆の右岸側に移動していた。そんな新しい流れの中にも魚達はしっかりと居てくれて、まずは台風の影響が、深刻ではなかったことにホッと胸を撫で下ろす。

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その後は、あわよくば本流差しの大物と出逢えないかという期待を持ちつつも、残念ながら叶えられず、それでも増水して白泡を立てる強い流れの中から、7寸強の美しいイワナとアマゴをデジタルキープ。結局、実釣3時間にしか過ぎない午後2時半、まだまだ釣り足りないと思いつつも、夜のヤボ用restaurantbeerのために渓を早上がりすることにした。

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Kinomi

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翌日、再び出撃のお許しが出たので、今日は中流域の支流でのんびり過ごそうと、9時に家を出る。本流沿いの道に出てみれば、流れの様子は前日とかわらないカフェオレ。それでも、支流群の水は澄んでいて、ちょっぴり期待が高まる。

午前中は短時間の釣りとなるので、本流に直接注ぐ小さな沢を選んでみると、開始早々に小さなアマゴがヒット。すると、近くに車が止まり、すぐに一人のルアーマンが流れに下りてきて、自分の後ろで遠慮がちに釣り始めた。ちびちゃん3尾目を釣ったところでこちらから声を掛け、ちょっと話をしてから次のポイントを譲った。すると彼は、小さな(自分にとっては魅力的な)ポイントを一気に飛ばして、あっと言う間に見えないところまで進んでいってしまった。いやいや、ポイント毎に交替するつもりだったんだけど・・・coldsweats01

まあ本番は午後だからと思いつつ、ゆっくりと後を追ってみると、それでも魚は反応してくれた。そして、昼前はここまでと思っていた堰堤手前の急な流れで、フライに反応しては喰いつけなかったヤツが、何度目かのドリフトでついにヒット。ヤブサワSPをしっかりと曲げてくれたのは、7寸ほどの美しいアマゴだったheart04

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ここで一旦退渓して車にもどり、10分ほど走った実績のある支流で午後の釣りを開始。すぐにちびあまごがヒットして、さてこれからと思った時に、phoneto携帯電話が・・・。家からの連絡で、結局ここでゲームセット。正味2時間の釣りは、良い釣果だったとは言えないものの、納得はできたか・・な。

この夜、house家を新築した友人に招かれて、久しぶりの釣り仲間の皆さんとの再会を果たすことが出来た。彼が用意してくれた「お・も・て・な・し」の料理に舌鼓を打ち、とんでもないビンテージモルトを恐る恐る飲みながら、気持ち良く語り合った本当に楽しいひと時だったnotes

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こうして9月後半の3連休も、あっと言う間に終わってしまった。期待していた釣りはと言えば、3+2の正味たった5時間。満足出来たとは全然言えないけれど、何となく良い3連休だったかなぁとは思っている。さて、9月もいよいよ大詰め。最後の最後に、どんな出逢いが待っているだろうか confident

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September 15, 2013

雨が降り出す前に

楽しみにしていた今月の第1弾3連休は、またしてもtyphoon台風の近づく落ち着かない天候となってしまった。しかし、土曜日はまだ降り出さないかもしれないと思い、地元の川の渓流魚に逢いに行くことにした。

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自分としては早出の8時sweat01に家を出て、2時間ちょっとのドライブに次いで40分ほど木漏れ日の林道を歩き、釣り始めたのは11時。流れの様子は、ジンクリアで適度な水量、手を浸してみれば非常に冷たい。

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条件は良さそうだったので、午前中に1尾欲しいなと思ったけれど、やっぱりそんなに簡単ではなく、平瀬で構成される最初の区間ではあまり反応もないまま、正午を少し回ったところで、ようやく小さなイワナがいつもの黒パラに掛かってくれた。

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昼食後は、好ポイントが続く区間に入り、1箇所の立ち位置から3つのポイントを狙えば、それぞれから小振りのイワナが1尾ずつ出てくれるというような、非常に活性の高い状況に入る。そして、小さなイワナがヒットした同じポイントから、少し大きめな魚がヒット。太い流れの中で強い抵抗をしたけれど、トリコトライコは不安なく魚をいなし、ネットに収まったのは秋色をまとったアマゴだった。

それからも、ぽつりぽつりと魚は反応してくれ、良型のイワナが・・・note

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こんなポイントから・・・

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そして、再び秋色アマゴが・・・notes

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この後、小型のイワナやアマゴを追加し、ここまでやろうと決めていた滝の手前で、この日一番の大型イワナをヒットさせたものの、掛かりが浅かったのか数秒のファイトでバレてしまった。時間は3時半を回ったばかりだったけれど、まだまだ回復しない体調を考えて、予定通りの滝から渓を退くことにする。
それにしても、3連休の初日だったのに、先行者の気配も無く、思いもよらない良い釣りをすることができた。惜しむらくは最後の1尾だったが、第2弾の3連休も控えているし、また挨拶に行くことにしようか confident

さて、これを書いている現在、typhoon台風は静岡県直撃ルートを取っているようだ。大きな被害が出なければ良いのだけれど・・・ think

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September 09, 2013

水を得た魚(あまご)

渇水の続いていた静岡県内にtyphoon台風が引きずってきた雨が降り、少しは渓も潤っただろうかと思った土曜日は、地元の山岳入口辺りは濁りが出ているかもしれないと判断して、独り車を東に走らせることにした。

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午前11時、目指した渓の枝沢の入口に到着してみれば、結構増水していて僅かに濁りも残っている感じだけれど、小規模な流れのこと、釣りをするには問題はない。逆に、この条件が魚達に活性を与えているかもしれないと期待しながらスタートすると、すぐに小さなアマゴが応えてくれた notes

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この日のロッドはCapsのFly Kid’s。グラス素材で5.5ft 3pc 3番の仕様は、藪沢では短すぎて意外と扱いが難しいので、魚達へのハンディキャップと思って選択した。実際、増水した強い流れでフライをナチュラルドリフトさせるには、かなり苦労sweat01を強いられたけれど、まずは昼食休憩までの1時間半ほどで、7寸弱を頭に6尾をcameraデジタル・キープ。前日あたりまでに結構降ったらしい雨が、邪魔っ気な蜘蛛の巣を取り払っていてくれて、意外に快適な釣り上がりだった。

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後半は、十分に実績のある支流上流部へ移動。開始早々リーダーを酷く枝に絡めてダメにしてしまい、予備を持っていなかったために5X、6X、7Xのティペットを3フィートずつブラッドノットで繋いでみたけれど、元が細すぎてループが上手く伝わらず大苦戦coldsweats01。それでも2時間半ほどの挑戦で7寸強を頭に7尾ほどアマゴを追加して、rain雨が降り出してしまったのを期に、少し早かったけれど4時前には渓を後にした。

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しかしながら魚達にとって、やはり雨の増水はありがたい天の恵みだ。そして、渇水状態が酷かった地元の山岳の様子が気になって仕方がない。次の週末は3連休なので、是非また様子を確認しに行きたいものだ confident

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September 02, 2013

ちびあまごとちびいわなの日

土曜日、県内の山岳方面の天気予報はsun晴れ。心配された台風の雨は、どうやら水不足の川には届かないようだsweat01

今回も独りの釣行となって、目指した渓は先週と同じ山岳の入口。魚の反応が渋かったのは承知の上で、比較的遡行が楽で蜘蛛の巣に邪魔されないことを、魚達との出逢いよりも優先した。

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渓のコンディションとしては、澄んだ水がそこそこの量流れていて、悪い感じではない。釣り始めてすぐに、ちいさなアマゴがヒットした。そして程無く、一回り大きいアマゴがヒット。この区間は、数年前の大雨以降、イワナの姿しか見られなくなっていたのだけれど、アマゴの復活は嬉しい限り。漁協が放流したと考えるほどの数は居ないようだが、枝沢から種が流れてきたのだろうか。

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しかし、そこからが大苦戦。前回の終点の堰堤を越えて次の堰堤まで、結局4時間やってキャッチ出来たのは、ちびいわなが1尾のみ。それでも、逢いたかった2種の魚をcameraデジタル・キープすることが出来たので、まぁ良かったじゃないか!と自分に言い聞かせ、渓を後にした confident

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