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August 26, 2013

独りでイワナを目指すなら

先週半ばまで、週間天気予報では土曜日が雨と伝えていたけれど、金曜日にはありがたくも曇りの予報に変わっていた。それでは何処へ行こうかな~などと考え、一番手軽にイワナと出逢える可能性のある、大好きな山岳入口の渓を独り訪ねることにした。

車を北に走らせて、渓への到着はちょうど正午。2時間程のドライブの途中で目に入った数々の川の様子は、どこも「超」が付くような渇水状態だったが、目の前の流れは逆に増水気味で青白い濁りも薄く入っている。どうやら昨日あたりから今朝までの間に、降雨があったようだ。まぁ条件は悪くはないだろうと判断して、そそくさと釣りを開始したのだけれど・・・。

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最初のポイントで、小さな魚がフライの直下で反転していった。それからは反応も薄く、忘れた頃にピシャっといった感じで小さな魚が出るが、ヒットには至らない。この日釣ろうと思っていた区間は、入渓点から最初の堰堤まで5~600mほどの僅かな距離だったが、丹念にポイントを探って2時間が過ぎ、釣果の無いまま最終地点まで来てしまったsweat01

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堰堤下は、ごく浅い小さなプールで、激しく水が落ちてくるためフライが見難いしすぐに沈んでしまう。3回目くらいのキャストの後、見えないなと思ったフライをゆっくりとピックアップしたら、ぐぐんという重い手応えをロッドに感じた。完全にロッドをあおっていたので、まるで鰹の一本釣りのように、魚が足元まで空中遊泳してくる。ヒットした場所が、余りにも浅かったのでファイトする間もなくそういう事になったのだと思うが、掛ったのはイワナ。しかも、大きさは8寸程もあった。7Xのティペットが、よくも切れなかったものだと、びっくりだ coldsweats01

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釣れちゃった感いっぱいのイワナだったけれど、最後の最後に出てくれて、しかもまずまずの型だったので、2時間の苦労が報われた感じで満足する。予定どおりそこから引き返して、後半戦は少し下流のアマゴポイントに移動。釣り人も多い激戦区であるはずなのだが、そちらでは7寸強の良いアマゴを頭に、ちびあまご達が1ダースほども釣れ、前半のもやもやがすっきりと晴れた気がした。

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こうして4時間ほどの釣りを、車からのアプローチが楽で、頭上が開け蜘蛛の巣に悩まされることのない渓で、心配した雨にも降られず、気持ち良く愉しむことが出来た。季節も徐々に移り変わっていくけれど、秋口の充実した渓流魚たちに逢いに、またこの渓を訪ねてみたいものだ confident

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August 20, 2013

おいらを渓に連れてって!

confident例年になく静かにお盆が過ぎて行き、7月下旬から3週間にも及んでしまった長い長いsweat01夏休みも、ようやく終わりを告げた。その期間のほとんどは、怪我の養生と身体の静養で明かしたのだったけれど、終盤にはリハビリと称して、お気に入りの渓に行くチャンスが2度巡って来た。

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旧友51cm君から、久しぶりにお盆に帰省するとのphoneto連絡を頂戴したのは、手術の大ダメージが少しだけ癒えてきた頃。もしも時間が取れたのなら、リハビリの釣りに連れて行ってもらえないかとお願いしたところ、快くOKの返事をいただいたok。抜糸も無事に済んでいた約束当日は、彼の愛車プリウスαで自宅まで寄ってもらい、居心地のよい助手席に収まっての大名釣り状態。行く先も、復帰戦ということで、自分の生まれ故郷の渓を選ばせてもらう。一旦、51cm君の実家に立ち寄って用事を足し、改めて出撃というところで、51cm君が「今日は3時半に雨が降りそうだ」と呟くのを聞き、??な感じがしたのだけれど・・・。

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お地蔵さまの見守る空き地に車を止めた時には、時計は11時半を回っていたが、入渓してすぐの大場所前の何気ないポイントで、いきなり良い型の魚がヒットflair。びっくりするくらいの元気なファイトにヒヤヒヤしながら、自由の利かない左手で差し出したネットに何とか収まってくれたのは、小さな規模のこの渓にしては大型の8寸アマゴ。朱点がほとんど無いヤマメのような姿をしているが、色白でなかなかの美形heart04だ。釣り始めたばかりだったけれども、この1尾で、今日はもういいやぁというような弛~い気分に浸ってしまったcatface

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その後は二人とも、小さいながら綺麗なアマゴがポツリポツリと出て、riceball昼食後は少し上流部へ移動。後半戦も、ちびちゃんがポツリポツリという感じだったけれど、そのうち20cmほどの朱点の控え目な美形アマゴも釣れて、ますますshineハッピーshineな気分に。その後、自分としては予想もしなかった雨が落ち始め、腕時計を見れば・・・3時半だsign01。51cm君の予想がぴったりと当たったところで、無理は控えてゲームセットとした confident

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そんな楽しいリハビリが終了して自宅に戻ると、今度は電報サムさんから南アルプスbusバス・ツアーへのお誘いが入電する。自分としても、渡りに船の感じではあったけれど、故郷の渓で過ごした一日を思うと、アプローチが楽だとしても大岩が累々とする山岳渓流は、まだ体力的に早いかなと判断して、せっかくのお誘いを遠慮させてもらうことにした。すると、次はgoo~さんから、手軽な湧水へいかがですかとのご連絡が入る。あそこならば、リスクも少なくてリハビリ向きかなと思い、ありがたくご一緒させていただくこととした。

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故郷の渓から2日ほどの間を空けた当日は、我が愛車でgoo~さんのお宅まで向かい、そこからの往復は愛車の助手席という準殿様釣りスタイル。八兵衛さんからの情報をヒントに、頭上の開けた小規模な本流に立ったのは、10時近くなっていた。

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しばらくは、小さな魚の小さなアタックに合わせられず、じれったい思いもしたのだけれど、大きめなポイントの上側の流れの肩から、ボコっという感じで魚が出た。強いファイトを慎重にさばいた後にネットに入った魚は、7寸強の黒っぽくて野性的なアマゴだ。これでこの日も目的を達した思いになり、それからは肩(右のね^^;;)の力も抜けて、のんびりと釣り上がりが続く。

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するとgoo~さんにも良型がヒット。かなりファイトを楽しんだ様子でネットに収めたのは、8寸を軽く超えるレインボウ。この渓でこのサイズは、本当にスリリングだと思う。そして自分には、底がくっきりと見えるような浅場から、背の黒点が少ない、妙に艶っぽくさえ感じるようなアマゴが出てくれた。ふと岸辺を見れば、オレンジ色のキツネノカミソリの花が群生していて、アマゴの朱点との奇妙な調和を感じてしまう。

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すっかり夢中になって遅くなってしまったriceball昼食後は、もう少し良い反応を期待して、そこから下流の支流に移動してみたのだけれど・・・。結果的には、それが失敗downだったかもしれない。反応する魚は小さく、強烈な蜘蛛の巣にも悩まされ、空も雲に覆われて暗くなり、もう諦めが付いたなぁという思いで、早めではあったけれど4時半に終了とした。それでも、自分としては美しいアマゴと出逢え、渓の流れに対峙する自信も、少しだけ戻って来た思いのする、良い一日になったと思う。

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こうして、夏休み中のリハビリも、順調で中身の濃いものにすることが出来ました。それというのも、渓にエスコートして下さった51cm君とgoo~さん、そしてご一緒出来なかったけれどお誘いをいただいた電報サムさん、あるいはブログで応援のコメントを入れて下さった釣り仲間の皆さんのおかげだなぁと、心から感謝しているところです。

みなさん、本当にありがとうございました。自らの不注意が招いた今の状況を反省しながら、完全復帰に向けて頑張っていきたいと思いますので、それとなく見守っていただければ幸いです confident

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August 15, 2013

新築祝いに選んだもの

house近所に住む釣り仲間でもある旧友が自宅を建替え、8月初旬に入居したという。それならば、何かお祝いを持って行きたいと思い、あれやらこれやらと考えてみた。うらやましいことに新しい家には、彼専用のいわゆる「釣り部屋」を設けたらしい。それならば、渓流魚に関する装飾品が良いだろうと考え、pcネットで心当たりを調べてみる。

イラスト額、掛け時計、食器類、、、良さそうなものも色々とあるけれど、予算にぴったりという品物は意外と多くなく、どれもなんとなく「これだ!」とは感じないなぁと思っていたが、ふとフィッシュ・カービングはどうだろうと頭に浮かびネットで検索してみたところ、滋賀県にお住いの作家のホームページにたどり着いた。

お名前は、福永和明さん「フィッシュクラフト工房」というHPブログを立ち上げて、素晴らしい作品を紹介している。その中で目が止まったのが「チビアマゴとの出会い」という作品。額のサイズが22.5×15.5cmほどのもので、滋賀の渓で出会った小さなアマゴを形にしたそうだ。特に小物好きではない友人に対しては、ちょっと押し付け感があるし喜んでもらえるか微妙sweat01に思ったけれど、小物釣師を自負する自分らしいpresentプレゼントも他には無いかなと考えて決定。早速作家の福永さんにメールを送り、作品を譲っていただけないかとお願いしたところ、快諾の返信があり、すぐに品物が届いた。

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実物を手に取って見ると、なんとも可愛らしい作品だheart04。一瞬、贈ってしまうのが惜しくも思ったけれど、届いた翌日に友人の新居を訪問。80坪という豪邸の2階に、4~5畳ほどの広さの彼の釣り部屋があって、ここならこの作品が合いそうだなと思ったところ、彼もニコニコしながら「どこに飾ろうかな」と喜んでくれてホッとした。

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さて、「チビアマゴとの出会い」を友人宅に嫁がせてみて、やっぱり自分用にもひと品と欲が出た。そこで、福永さんのブログで気になっていた「夏のチビアマゴ」という作品を譲っていただけないかと問い合わせてみると、自分の誕生日である9月26日までには製作して送ってくださるとのこと。秋に向けて、大きな楽しみがひとつ出来た confident

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【抜糸、そしてリハビリ開始】

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hospital左肩の手術から12日目の火曜日に、病院に受診。レントゲンを撮って状態を確認した後、抜糸をしてもらった。

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まだ何かの拍子に痛みが走ることがあるものの、経過は良好で、積極的にリハビリをやって下さいとのこと。入浴も全面解禁となって、暑いこの時期には本当にありがたい。今後は月に1回受診してレントゲンを撮り、10月末頃に再手術となる予定だ。全治後も、肩の動きは以前のようには戻らないとの説明だったけれど、じっくりと動かして慣れていくしかなさそうだ。

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そして、その日の夕方、散歩を兼ねて裏の小川のいつものポイントまで歩き、数尾のオイカワとカワムツに癒された。夏休みも残り少なくなったけれども、釣行も含めて、焦らずリハビリに努めていきたい。

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August 06, 2013

思い出がぎっしり

20世紀の頃(というのも大げさだけれど)、魚を釣った記録を残すためには、釣師は誰もがフィルム式のカメラを使っていた。しかし、収入も少なかった自分には、存分に魚の姿を写真に残すことは厳しかったし、そもそもマクロを備えたカメラなんていうのも、なかなか手に入るものではなかった。

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しかし、21世紀に入ってFUJI DS-8なるデジカメを買ってからは、財布の中身の心配なく画像を残すことができるようになり、以降FUJI CLIP-IT80、Canon IXYDIGITAL、同55、Canon Powershot G9、急場しのぎのOLYMPUS SH-25MR、そしてNikon COOLPIX P7700と、メインのカメラを更新してきた。またその間、長く暮らした静岡県を離れて、岡山県、東京都、滋賀県などで単身赴任生活を送り、そのおかげで各地の素晴らしい川と渓流魚に出会うことが出来た。

10年前の2003年、ふと思い立ち、1年間の釣り画像のなかから厳選したものを、カメラのキタムラではがきサイズにプリントし、100円ショップで買ってきた60ポケット(両面で最大120枚のハガキが収納できる)の写真アルバムに収めて「ちびあまごアルバム」としてみた。以来、9冊が部屋の本棚に並んでいるが、この中には自分の釣りの思い出がぎっしりと詰まっていて、それはひとつの大切な財産だと思っている。

怪我の治療の手術を受けてから、痛みに耐えながら安静を保つ日が続いていたけれど、ここに来てようやく状態も安定してきてパソコンに向かう気力もわいてきたので、昨日は7月までの画像の中から75枚ほどチョイスしてキタムラでプリントし、100円ショップのはがきアルバムに収納した。表紙の1枚はお地蔵様の後姿。

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さて、アルバムには残り45枚の写真が収納できるが、12月までの5ヶ月弱で、思い出を綴り込んで一杯にすることができるだろうか・・・。

追記:8月1日に、鎖骨と肩の骨を安定させる金属プレートを入れる手術を受けた。抜糸は13日。そろそろ肩を動かしても良いそうだけれど、3ヵ月後にプレートを取りはずすまでは、強い衝撃は受けないようにしなければならない。サッカーの練習も当然Drストップ。リハビリは・・・、雑魚釣りから始めようか。

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