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September 30, 2012

来シーズンへの期待を込めて

9月の声を聞いても、最高気温は30℃前後という残暑が続いていたけれど、最終週に入る頃には、ようやく朝晩に寒いくらいの涼しさを感じるようになってきた。近所の田んぼの稲は黄金色の頭を重く垂れ、その土手には彼岸花が一気に咲きだして、秋本番を感じさせてくれる。彼岸花と言えば深紅が鮮やかであるけれど、白い花が咲く事もあって、紅白が揃うとなんとなく目出度い雰囲気だ confident

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ということで、今年の渓流シーズンも大詰めを迎えた週末、地元南アルプスに暫しの別れを惜しみに行って来た。もしかしたら前回のようなヤツに出逢えるかもという、甘~い期待をしていたのだけれど・・・sweat01

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このところ、先行者の後追いが多く続いていたが、ラストチャンスのこの日もテン泊の2人組(?)が前を行っているようだ。そのせいなのか魚のご機嫌が悪いのか、開始早々から渋い状態が続く。それでも、律義なちびアマゴとちびイワナがポツリポツリと禁漁前のご挨拶に来てくれたhappy01。途中、まっ黒な魚がヒットして何だこれ?と思ったら、早くもサビの出たアマゴだ。ちっちゃいくせに精悍な顔つきをしている。流れに手を浸しながらのcamera記念撮影では、びっくりするような水の冷たさに、この渓が禁漁期を迎えるということを実感した think

結局この日は、サイズ的には最大でもイワナが7寸を少し超えた程度だったけれど、数は何とか二桁を釣って、ささやかながら南アルプスの締めくくりとする事が出来た。それに、今年生まれたのだろうというちびちゃん達がそこそこ居る事が確認出来たので、来シーズンへの期待を感じられたことも大きな収穫だったかな。

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さて、typhoon台風17号が近づいてきて釣りは無理かなぁと思っていた日曜日だったが、午前中のsoccerサッカー練習でひと汗流したsweat01後になって、明日からの禁漁にどうしても魚達の様子を見たくなり、遅まきながら昼食後に生まれ故郷の渓まで車を走らせる。
大好きな区間に到着した午後2時には、とっくに降りだした台風由来の雨が川面をかき乱していた。それでも、1尾でもいいからアマゴの顔を見たいと思い、レインウエアに透明ビニ傘という、いつものいでたちでポイントに向かう。

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今まさに濁りが入り始めた流れからは、小さいながら魚の反応が。正味30分、延長50mほどの釣りだったが、ちびあまご3尾の姿を、買ったばかりのデジカメのメモリに残すことが出来たのは、幸運だったかもしれない。

家に帰ってpcパソコンに可愛いアマゴの画像を取り込みながら、今シーズンの釣りをふと振り返る今、例年にない幸せheart04を感じている自分が・・・いる confident

【追記】
買ったばかりのデジカメというのは、オリンパスSH-25MRというモデル。先日役目を終えたG9の後継という位置づけではなく、「動画の途中に静止画が撮れるカメラ」という性能が気になっていたところ、このところ急激に価格が下落したのでついついポチっとしたものだ。でも、使ってみればなかなかの優れ物で、良い買い物をしたと満足している。今後、コイツで渓魚を記録する機会も大いにあるかもしれない。

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September 24, 2012

ボールを追えば

渓流シーズンもいよいよ最終盤を迎えたけれど、この週末のイベントは、職場の親善soccerサッカー大会だった。ここ何年か、御殿場高原「時の栖」をベースにして、恒例となっている大会だ。

土曜日は早朝から、裾野グラウンドに東京から岡山の9チームが集合して、15分ハーフの試合に臨む。おいらは、若い人たちに混ぜてもらって前半のみ2試合に出場し、デイフェンダーとして短い時間内ながら大いに汗を流させていただいたsweat01。とりあえず、大きなミスはなかったと思うし、2試合ともチームは失点無しということで、得失点差で決勝トーナメント進出は逃がしたけれど、自分としては満足できたかな。

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試合が終わってからは、会場を御殿場高原に移し、spa温泉で汗をさっぱりと流してからバイキング80分restaurant食べ放題beer飲み放題に臨む。昼間のガチンコ勝負からは打って変わり、チームの隔て無しに大いに盛り上がったのは言うまでもなしcoldsweats01

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さて、明けて日曜日は、帰り道にちょっぴり釣りをなんて考えて、ロッド他釣り支度一式を車に積み込んで来ていたのだけれど、前夜半からrain雨が降り始め、チェックアウトの時間になっても全く止む様子はなく、レインウエアを着込んでの釣りも厳しいかなぁと思って自宅に直帰することにした。渓への思いに後ろ髪を引かれたけれど、まあこれも仕方がない despair
今シーズンも次の週末以降はほとんどの渓が禁漁期に入ってしまう。今週末が天候に恵まれて、気持ち良く出撃できるのを、今は願うのみ confident

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September 18, 2012

G9の最期

この週末は3連休。suncloud土曜日は、pc天気予報と9月の今後の予定を考えて、今シーズン最後となるかもしれないと思った山岳bicycleサイクリングを決行した。

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clockいつもの休日より少しだけ早く起床して、車のアクセルは控えめに、自転車のペダルには気合downを込め、目指すはこれまで2度先行者に涙を飲んだあの支流だ。頑張ったおかげで、到着は10時半!決して早い時間帯ではないけれどcoldsweats01
本流への降り口には車が1台あったが、今日はとにかく支流だ、と思いながら合流点に近づくと・・・水が少ない。不安を抱きながら、ともかくも釣りを開始する。

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やっぱり反応が渋いなぁと思いながらも、ほどなく7寸ほどのイワナが釣れ、少しおいて8寸イワナflair
これなら何とか良い釣りになりそうだなぁとホッとした時から、最初に抱いた不安が現実となってしまった。ほとんど反応のないまま1時間程が経過したところで、ようやく掛った3尾めのイワナは6寸。そして、それがこの日の最期の魚だったdespair

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後半は、本流に戻ってアマゴを狙ったが、1度だけ良型をバラしただけで釣果なし。なんとも残念だったけれど、日没が早くなってきたことを考えて、3時半には渓を後にした。

ところで、この日は新しいデイパックをデビューさせた。30年来、古いモンベルの2気室20ℓのコロラドというモデルを愛用していたのだけれど、背中の通気が良くないことと、皮革部分がいささかくたびれて来たので、妻からの誕生日のプレゼントに、やはりモンベルの20ℓ、シャイデックパックというモデルを買っていただいた。
新しいものは、やっぱり好いね。何より軽くて背中にフィットする。日帰りの釣行が、一段と楽しくなりそうだ。

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という事で自宅に帰って風呂で汗と汚れを流しsweat01、それでもさっぱりした気分になってbeer冷えたビールを飲むと、釣果には結び付かなかったけれど、大好きな渓に入れたことでなんとなく満足感に浸るcatface。そして釣りの仕上はpcPCの前に座り、cameraデジカメから画像をダウンロードすることだ。
すると・・・G9の電源が入らないcoldsweats02。バッテリーを入れ直してもダメ。本体を軽く振ってみると、軍艦部辺りから何やらかちゃかちゃ音がする。こんな事はなかったはずだが・・・。データはSDメモリから直接読み込んだが、メカ的な故障かG9は結局何をやっても起動せず、これが最期となってしまったようだweep

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思い起こせば5年前、勤続30年の自分へのご褒美に買ったG9。釣りのシーンでは大きくて重すぎるかなぁと思ったものだったが、使ってみればすぐに慣れた。それまで使っていたIXY55とは比較にならない高性能に、選んで良かったnotesと納得した。しかし、使い方は荒かったかもしれない。首にぶら下げたまま、渓の岩に何度ぶつけたかわからない。rain雨に濡らしもしたし、振動も随分与えた。この日も、自転車でシェイクしまくったし。
たった5年で寿命が尽きたのも、自分のせいだろうなぁと思う。まあ仕方ない。形あるものはいつかは壊れるものだ。実際に使ってみて、色々と不満な点もあったので、買い換えの時期がやってきたのだと考えることにしよう。
さて、そうなると次のカメラは・・・。

suncloud明けて日曜日はsoccerサッカーの日。午前中2時間ほど練習して、午後4時からはオーバー45のリーグ戦。自分は前半の20分だけ右のDFで出させてもらったが、試合は1-1の引き分け。前半に点を取られなかっただけでも、満足することにしようconfident

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sunrainそして、連休最終日の月曜日は南ア・バスツアーも検討したけれど、天気予報と夕方の用事を考えて、久しぶりに東の渓に向った。しかしこちらも渇水で状況は厳しく、4時間ほどで6尾のちびあまごに遊んでもらえただけ。ピンチヒッターIXY55での、時折雨の降る暗い渓でストロボを使わない撮影はなかなか難しく、PCに取り込んでみれば手ぶれ写真のオンパレードだwobbly。以前は、もうちょっと上手に撮影出来てたんだけどなぁと、がっかりしてしまった。手ぶれ防止機能など無いIXYで、もう一度鍛え直さないといけないかな。

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と言う訳で、釣果には恵まれず、愛機は壊れてがっかりだったけれど、3日間ともかく良く遊んだ。これも家族の理解のおかげと心から感謝して、連休の締めくくりとする think

【今週のオマケ】
9月も中旬に入って、日没時間が早くなってきた。

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先週、カバンに忍ばせていた100円ショップのLEDライトが電池切れしたので、急きょ帰り路のセリアに立ち寄ると、ちっちゃくて格好の良いヤツを見つけてしまった。そこでまたまた悪い癖で3色を同時購入。金属の質感が良くて結構明るいこのLEDライト、エマージェンシーに1個持っていると便利だと思いますよflair

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September 10, 2012

記録 (new record)

報われなかった前回の山岳bicycleサイクリングの後、次の週末がやって来るのが正直待ち遠しかった。もちろん、渓流魚に逢いに行きたかったからだ。しかし、週末土曜日の天気予報は、午後からrain雨。山岳での天候急変を考えると、あまり思いきった所までは行けない。それでも、あの沢だったら何とかなるか、雨具を着込んだ釣りになるのも仕方ないなぁと思いつつ、ステップワゴンを北に走らせた。

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この日は確かにツイていないと思うことが重なった。天気予報のこともそうだが、いつものコンビニでおにぎりを買おうとしたら、棚はからっぽ。仕方なく次のコンビニに寄ったら、残りはたったの4個。選択肢はなかったけれど、定量の3個を確保してやれやれだsweat01。そして、川に到着してみれば、流れが伏流して河原が干からびている状態の大渇水。こりゃ厳しそうだなぁと、最初から気勢を削がれてしまう。更には、ヒップブーツをひざ下まで折り曲げていたのに、不用意に流れに立ちこんで、右足側をたっぷりと浸水sweat02させてしまった。これはツキの問題ではなく自分の不注意だけれども gawk

兎にも角にも、釣り開始は11時少し前。この日のタックルは、万一の大物?に備えて、いにしえのメインロッド、ダイワファントムPCF-774-3、7ft7in、AFTMA#4の当時のロッドとしては珍しい3ピース仕様に、これもいにしえのオービスバテンキルディスク3/4。薄給だった若い頃、大切に使ったタックルだったけれど、最近は出番がなかなか回って来ていない。

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ま、そんなことはさて置き、始めてすぐに小さな魚がヒット。結構ファイトしてくれるなぁと思ったら、何と5寸弱のちびイワナだ。この渓の導入部の浅い瀬が続くこの周辺は、前回ウグイの巣窟だったはずなのに・・・。そしてすぐにもう一回り小さなイワナ。

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続いて、4寸に届かないような小さな小さなアマゴが2尾ヒットして、5尾目は小型のウグイ~coldsweats02。釣り上っているのに、釣れてくる順番が逆じゃんか~と、思わず独り突っ込みしてしまう。それでも、その後、7寸強のまずまずサイズイワナをキャッチして、もう1尾ちびアマゴを獲ったところで昼食休憩。

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僅か1時間ほどで、小さいながらイワナ3・アマゴ3の釣果にホッと胸を撫で下ろしつつ、これからが山岳らしい渓相になるところと、大いに期待しながらriceballおにぎりを頬張った。

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ところが、本格的区間に入ったと思った時から、急に魚の反応が渋くなる。ここはというポイントは沈黙し、妙なところから出て来たスレスレの魚がフライを見切る。先行者の様子はないが、やはり渇水の影響なのか?1時間半ほどの苦戦の後、ようやくヒットしたのは親指ほどの極小イワナ。やっぱり今日はツイてないかもしれないなぁと思った。
続くは、ここで出なきゃこの渓に魚は居ないと言っても良いような、shine素晴らしいポイントだったが、やっぱり沈黙coldsweats01。そのすぐ上の、急な流れの脇の大岩と大岩に囲まれた、両腕を輪にしたくらいの小さな三角コーナー。ここは小物ポイントでしょと思いながら、手前の岩陰から黒パラをポトンと落してみると・・・sign01

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何か大きなものが黒パラを吸い込んだ。えっ、何?魚??と瞬間戸惑いながらも、右手はしっかりとアワセを入れていた。
すると、流れに逆らいながらぐぐ~んという強い引きがロッドを満月に引き絞る。一瞬浮き上がった姿は、イワナ?デカイぞ!白泡の立つ強い流れの中で激しい抵抗が続き、ここでは捕れないと判断して、直前に攻めた1段下のプールに魚を誘うと、そこは逆に魚が走り回り易かったようで、縦横無尽なファイトに翻弄される。
途中、ラインがロッドに絡みつき拙いと思った瞬間に、魚は大岩の下に潜り込んでしまう。やられた~!bearing! しかしラインを手繰ることが出来ない状況だったので、バラシを覚悟で一旦テンションを緩め、絡みを解いてから、天に祈る気持ちで大岩の下にロッドティップを差し込むと・・・、幸運にも、まだ生命感が伝わって来る!ティペットは7X、岩に擦れているかもしれないから、無理は出来ない。でも、頑張って寄せるしかない。逃がしたくないという思いは強かったが、それからは意外と冷静に巧く魚の引きをいなす事が出来たと思う。逃げ込まれそうな大岩の側に身体を移動させ、魚の動きを制御した上で、流れの緩い脇で勝負。ネットを差し出してみると、尺までは掬えるはずのネットが小さすぎる。2度3度4度、入らないsweat01

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冷や汗かきまくりのファイトを繰り返した後に8寸サイズのgooネットに収まったのは、何と40cmを僅かに上回る、この小さな渓には不釣り合いとも思える大型イワナだった。以前、中国山脈の渓で巡り合ったイワナ38cmを2cm上回る、自分にとってのレコードサイズに、正直思わず手が震えた coldsweats02

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実はこの後も、もう少し釣りを続けようと思ったのだけれど、それからは何故か夢を見ているようなぼ~っとした気分になって、足元もなんとなくおぼつかない。気味の悪いコケの生えた岩を踏んで思いっきり転びそうになったので、身体を半回転捻って何とか転倒を耐えた時、ふと目が覚めた気分になり、これ以上続けても良い事は起こり得ない、これはもう帰った方が好いと判断し、午後2時半を回ったところで渓を後にした confident

こうして、ツキが無いと思ったこの日だったけれど、終わってみれば思いもよらない超素晴らしい釣果に恵まれた。天気予報に騙されてこの渓を選んだのが、逆にツイていたと言える結果に結び付いたようだ。結局雨に降られることもなかったしsun
そして、禁漁までにはまだ少し残っているけれど、これほどまでに大きなイワナと出逢えたことで、今シーズンが自分の釣り人生の中で最高となったことが、シーズン終了を前にして、既に決定した。
とは言っても、まだ何度かチャレンジは続く。欲深いようだけれど、願わくばこれまでに出逢ったことが無いような良い型のアマゴをcameraデジタル・キープ出来ることを期待しつつ、また渓に通おうと思うのだ。分不相応とは自覚しながらもね。

【おまけ】
一日置いた本日月曜日は、年に一度のhospital人間ドック。最終的な結果は出なかったけれど、特に心配なところがなさそうで一安心。
そして、運転免許の更新もやってきた。これまでゴールド免許だったのだが、故あって5年物の青色免許へwobbly

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2つのお仕事をこなした自分へのご褒美に、夕方の空き時間は故郷の渓の様子を覗きに行った。
カプラスのカネマラにサセックス34をセットした1時間勝負で、ちびあまごが1尾。
こんな釣りこそが、おいらの釣りかもしれないなと思う一日だったconfident

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September 02, 2012

壁はひとつ乗り越えたけれど

いよいよ9月、本格的な渓流シーズンも最後の1ヶ月となった。
そんな土曜日は、ステップワゴンに自転車を積み込んで北に走る。目指すは、前回先行者が居て入れなかった支流だ。

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watch10時少し前に自転車で走り始め、2時間を目標にペダルを踏むsweat01。気温が少し低めで楽に感じたせいか、途中3分間の給水タイムを取っただけで、11時半頃、青い橋まで到着した。しかし何たることか、そこには車が3台。1台は登山者風だが、あとの2台は釣りらしい。
どうしようかと考えたが、目標タイムより30分も早く到着したことに気を良くして、これまでここが自転車の終点を勝手に決めつけていた壁を、ひとつ乗り越えてみたいという欲望が湧いてきた。
そこからupwardright登り坂をさらに3km走り(半分は押してcoldsweats01)、本流に設置された取水堰堤の上流部に出たところで、自転車を降りる。乗り越えた距離はわずかなものだけれど、ここまで自転車で来れたなぁ、ひとつ壁を越えたなぁという満足感は大きかった。

さて、それからは何故か報われない釣りとなってしまう。

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自転車を降りて釣り支度を始めていると、それまで明るかった空を急にcloud厚い雲が覆った。そして第1投をポイントに落す前から雨が降り出し、すぐにrain本降りとなる。とりあえずオーバーハングした岩場の陰に逃げ込み、コンビニriceballおにぎりで腹ごしらえ。食べ終わっても雨の勢いは弱まらなかったけれど、レインウエアを着込んで流れに向かってみる。

なかなか反応がないなぁと思っていたが、暫くして流れの落ち際の岩の向こう側から魚が出る。1回目はしっかりと喰わずスカしたが、少し時間をおいて再び流した黒パラを、今度はしっかりと咥えた(と思った)。8寸は超えていそうなイワナだ。慎重に取り込もうと思った刹那、何があったという訳でもなく竿先が軽くなってしまった。ファイトしたのは数秒だったか。
自分には、最初に掛けた魚をバラすと、その後はどうもダメだというジンクスがある。そんなのは気のせいだとも思いたいのだけれど、次にヒットした7寸ほどのイワナを、ネットに入れる直前にバラしてからは、ジンクスを意識せざるを得ないような、魚の反応さえ無い時間帯に突入してしまった。

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明るいうちに車まで戻るためには、3時半には渓から上がらなければならない。そんなプレッシャーを感じているうちに、刻一刻と時間は過ぎ、流れは沈黙を続ける。雨の方は、時折パラパラっと降る感じ。

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2時半を過ぎた頃、小さなポイントから小さな魚がフライを咥える。頼む、バレるなと祈りながらもネットに収まったのは、わずか4寸のアマゴ。それでも、ようやくの1尾に、思わず胸をなでおろした。そしてその後の1時間は、何尾かの魚のアタックはあったもののヒットには持ち込めず、途中、再び4寸のアマゴをcameraデジタルキープしたのみでタイムアウト。魅力的な大プールを目の前にして、後ろ髪を引かれつつ渓を後にした。

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この日の成果を上げてみれば、それは壁を一つ乗り越えたという事。今回の区間くらいまでなら、自転車で上って来る人も少なからずいらっしゃると思う。決して自慢するようなものではないけれど、あそこまでなら行けるという自信がついたのは大きかったと思う。
そして、釣果の方はと言えば、夏休み初日に自転車で入った別の支流での無魚という惨敗に継ぐ、最低ともいえるものだった。ただ、この区間に魚が居ないと言う訳ではないだろう。残り少なくなった今シーズン中のリベンジは難しいかもしれないけれど、是非ともまたチャレンジしてみたいと思うのだ confident

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