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August 26, 2012

あるメーカーの解散

ルアー・フライ等のゲームタックルを製造している株式会社UMFウエダが、今月末をもって解散するということを、フィッシュアウルさんのブログを読ませていただいて知った。SINCE1949、63年もの長い歴史を持つ魅力的なメーカーであるだけに本当に残念なことだけれど、これも寿命であると考えざるをえないと言うことなのだろう think
自分も現在、ウエダ製フライロッドを2本所有している。1本はCGF-806という8フィート2ピース5~6番指定のグラファイトロッド。もう1本はGTF-744、7フィート4インチ8ピースsign013~4番指定のグラファイト製で、フライロッドとしては非常に珍しいテレスコピックタイプのものだ。
この土曜日は、GTF-744をモンベルの古いデイパックに忍ばせて、南アルプスの支流に出かけてみた。

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8月も下旬となってようやく天候が安定してきたところで、土曜日はsun快晴、久しぶりに雨の心配なしに釣りが出来そうな日和になってくれた。しかし、川の方は渇水していて、厳しい釣りになるかなと思わせる様相だ。
釣り開始から暫くは、久しぶりに使ってみたロッドの違和感で、キャストが安定しなかった。このロッド、テレスコピックということでトップは超細くバットはとても太いsweat01という造りにならざるを得ない。したがって、超ファーストアクションという、自分がいつも使っているシマノなどのロッドとは、正反対の性格を持っている。しかも、ガイドが片足タイプなので、どうしてもロッドへ糸がらみし易いなんていう弱点もある。この日は4番ラインを使ってみたのだが、バットにラインが乗る感じがいまひとつしないので、3番をティップに乗せて近距離を狙う方が合っているのかもしれないなぁと、改めて思ったりした。

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本流から支流に入った平瀬で、可愛いい瞳の上にまつ毛のような斑点のあるちびあまごをヒットさせてからは、ようやくリズムがつかめてフライが思うポイントに入るようになった。すると今度は、倒木の下から8寸弱のこの渓らしいイワナがヒット。お昼までの1時間で、2種をcameraデジタル・キープ出来たので、気持ちに少し余裕が出る。

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コンビニriceballおにぎりの昼食後、いよいよ本格的な渓相区間に入るぞ!とわくわくしていたら、なんと上流から親子の釣り師が下ってきた。聞けば「この辺りはもうやったよ~」と仰るcoldsweats02。ありゃ~参ったなぁと思いながらも、炎天下の本流に戻るのも辛いし、餌釣りとは狙うポイントが違うからと、そのまま釣り上がることに。そして、すぐにちょっと変な模様の2尾目、続けて8寸弱のとても良く引く3尾目のイワナが釣れた。な~んだ、大丈夫じゃんcoldsweats01

しかし、釣り上がって行くと、確かにここは出そうだという良いポイントから無反応だったり、逆にここから出るかというような小場所から出たりして、後追いのパターンだなぁと実感。魚が出てくるのも、流芯であったり、流れの脇の岩の下からだったり、プールの一番手前だったりと様々だ。結局昼食後の3時間強で、9寸の良型を頭にイワナ9尾とちびあまご1尾を追加し、素晴らしい景観の滝にたどり着いたところでこの日の釣りを終了とした。

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さて、ロッドの釣り味としては、太いバットにもかかわらず、魚のファイトを制御するのが中間セクションから先という感じで、大きめの魚が掛ると上手くいなせない感じがした。単に腕の問題かもしれないけれどsweat01。でも、小渓流では十分に楽しめるし、非常に短い仕舞いは、どんな旅にも持って行けそうな手軽さがある。メインロッドにはなり難いが、こんなロッドが欲しいと思わせてくれる1本ではないかと思う。こういう製品は、日本のメーカーのお家芸的な感じがするが、今後はなかなかお目にかかれないだろうなぁ。これからも、大切に所有して、時々使ってあげることにしよう。

UMFウエダさん、永きにわたる素晴らしく楽しい製品作り、ありがとうございました confident

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August 19, 2012

山岳イワナは雷が嫌い!?

夏休み初日は、前記のように登山客に紛れて、最後は雨に追われながらも山岳釣行を楽しむことが出来たのだったが、その日を含めて日本列島には嫌~な前線がず~っと停滞したままで、毎日不安定な天候が続いてしまった。特に山の方では強~いsun日差しに見舞われているかと思えば、天候が一転急変して激しいthunderrain雷雨rainthunderとなったりするので、渓流への釣行計画もなかなか難しかった。
ということで、以下に苦戦の様子を綴ってみることにするsweat01

【14日火曜日suncloud
2012081402前日あたりから、静岡県中部南には大雨洪水警報が発令されていた。ならば、近場の川は大増水していることだろう。午後になって少し時間が取れたので、恒例の河川パトロールに独り出かけてみる。
大井川右岸の生まれ故郷の渓は、源流部近くまで行っても洪水状態。流れに近づくこともできないので、少し上流の左岸の支流まで足を延ばすと、ぎりぎり釣りが出来そうな様子だ。
2012081405滝見物の観光客に見守られながら試し釣りを開始して、夕方までの1時間半ほどでなんとかちびあまご2尾をcameraデジタル・キープ。ま、魚に出逢えただけでも良かったかなという状況だった。

【15日水曜日cloudsprinklecloud
電報サムさんからphonetoお誘いをいただき、南アルプスbusバス・ツアーに出かける。
お盆の中日で終戦記念日のこの日だったが、自分たちも含めてcoldsweats01釣り人はそこそこに多かったので、どうせなら7月上旬にそこそこ釣れた終点まで行ってみましょうと提案。
たどり着いた流れは意外にも平水で、このところの降水量はそれほどでもないようだ。結局1日やってみて、レインウエアを着た時間帯もほんの少しだけあったけれど、暑くもなく寒くもなく、曇り空の下での釣りは快適だったcatface

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ただし、釣りの方はかなり渋くて、乗らなかったりバラシたりがやたらと多かったのが残念。神経質なイワナを遠目から狙ったために、アワセがしっかり出来なかったのが原因だろなぁ。ただし、魚の方にも事情があったかも。そう思ったのは、お腹がパンパン状態のイワナが何尾か釣れた事だ。こんなにお腹いっぱいだったら喰いが渋いのも当たり前だよなぁというようなコンディション。一体何を食べているのかと思ったけれど、それは謎sign02。ただ、河原には緑色のバッタが沢山いたので・・・wink
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【17日金曜日suncloudthunderrain

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土曜日にカズさんと南アルプス釣行を計画していたので、事前調査と思い立ち、状況が良ければ明日は山岳bicycleサイクリングはどうかなとか思いながら、北に向けて車を走らせる。
お昼頃に南アルプス玄関口少し手前の支流に到着、流れは平水でイケそうな感じがする。しかし釣り始めてみると、魚の反応は??。1度の反応もないまま1時間ほどが経過すると、空は急に暗くなり遠くから雷鳴が轟き始めた。暫くすると激しい雷雨がやってきて、青空につい油断して雨具を持っていなかったおいらは、当然ずぶ濡れにsad
びしょびしょのまま家に帰ってみると、翌日の天候も同様thunderrainとの天気予報だったので、土曜日は自転車を諦めてバス・ツアーの方にしようと決断するに至る。

【18日土曜日suncloudthunderrain
夏休み最後の釣りは、カズさんにお誘いいただいて、再び南アルプスbusバス・ツアーへ。この時期の週末なので、多くの釣り人が来ているんじゃないかと心配しながらバス停へ到着してみると、釣り人は自分達の他は2人だけ。意外に思いながらも、1番人気の区間へ入る事にした。この辺りは、ほとんどやった事がないのだけれど、連日多くの釣り人が入ったはずだ。どんな一日になるだろうかと、期待と不安半々でsun強い日差しの降り注ぐ渓に下り立つ。
開始からの午前中2時間は、ほとんど魚の反応がない状態が続き、これは場所選びに失敗したかなぁと思ったが、今さら他の区間に移動は出来ない。決して居ない訳ではなさそうな感じがしたので、魚達の捕食スイッチがオンになるのをひたすら祈りながら釣り進んで行くが・・・。
2012081818正午が近づくにつれて黒いcloud雲が空に広がり、遠くから雷鳴が響き出す。雨除けを意識して、木立の張り出した崖下でriceball昼食を摂っていたら、南東の方角の山から雨が近づいて来るのが肉眼でも見え、そのうち自分たちの居る辺りの渓にも、ついに激しい雨が降り出した。そして、一瞬あたりがまっ白くなるような稲光と、どっしりとした山が揺れるような雷鳴。完全にビビりながらも、しばらくそこで自然の織りなすドラマに見入っていたけれど、休んでいるうちに雷が遠のいてきてくれた事を幸いに、レインウエアをまとって雨の中で釣りを再開する。
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すると、これまで沈黙を守っていた魚達が、ようやくフライに出始めるup。釣り上がって行くにつれて河原に大岩が目立ち始め、大物の気配も。8寸ほどの良型のイワナを何尾かキャッチし、雨の中で苦労しながらもcameraデジタル・キープして、ようやく楽しくなって来たなぁと思っていたところ、対岸を釣っていたカズさんが何やら良いファイトをしている。無事ランディングした魚を見れば、大きいぞ!見事な尺イワナをゲットだgood
そして自分にも、喜びの瞬間がやってきた。大したポイントではなかった。さらっとした流れの芯から出た魚は、フリーストーンXT832を満月に絞ってくれる。冷や冷やのファイトの後、なんとか無事にネットに収まったイワナを見れば、尾びれが内寸27cmのネットからはみ出している。ありゃ~、でかいじゃんと思いメジャーを当ててみれば、30.5cmの尺物だscissors
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結局釣果は、僅かに2桁に届かなかったけれど、夏休み最後の渓からのpresentプレゼントに大満足の一日になったかなぁ confident
振り返ってみれば、ひと雨降って雷が遠ざかったことを境に魚の活性が出たように思う。何の根拠もないが、イワナ達は雷が苦手なんではないだろうか?午前中、全くフライに出なかったのは、雷雲が近づくのを敏感に感知したためだったんじゃなかろうか?、そんなことを考えてみたりもした think

【19日日曜日sun
皮肉なもので、釣りに行かない夏休み最終日は、空が青々と晴れ渡るサッカー日和。
この日のイベントはオーバー45のsoccerリーグ戦。大井川河川敷の天然芝のグラウンドで、暑~い日差しも気持ち良く感じる中、20分ハーフの試合は2対0で快勝。自分はほとんど貢献出来なかった(と言うか、足を引っ張った?)けれど、結果はこれ以上のものはないということで、今年の夏休みの、本当に良い締めくくりになったhappy02
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【夏休みの最後に】
以上、結果的には9日間の連休中に5度竿を出す機会をいただき、3度も良い釣りができた自分は、本当に幸せ者なんだと思う。この夏の思い出を振り返りながら、明日からまた、家族のためにも仕事に励まなければねcoldsweats01
電報サムさん、カズさん、貴重な一日をそれぞれお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。また是非、渓へのご一緒、よろしくお願いいたし鱒~happy01notes

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August 13, 2012

登山道の先で待っていたのは、大アマゴ!?

ロンドンオリンピックもフィナーレを迎えたけれど、選手たちが頑張っている姿を見ていると、自分もなんだか身体を動かさなくちゃという衝動に、この大会中はしばしば駆られていた。
そんな土曜日は、やっぱり山岳のイワナ釣りで過ごそうかなぁと考えていたが、ふと、登山者に紛れて、いつもの渓の上流に行ってみようかとflair思い立った。

登山ルートを調べてみると、upwardright登りは5時間、downwardright下りは3時間半ほど掛るとのこと。でも、これはフル装備の登山者を想定しての事だろうから、軽装備ならもっと早く行けるだろう、もし無理そうだったら途中で釣ればいいやと、9時半に駐車場からスタートするshoe

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途中、いくつもの吊り橋を渡り、急な登り坂とガレて滑る下り坂を何度も何度も繰り返して、休憩は最小限にとどめながらも、渓にたどり着いたのは12時半になっていたsweat01
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この渓に来るのは何年ぶりだろうか。もう十年は経っているかもしれない。前回は、山小屋に1泊の日程でやってきて、このコースなら日帰りも可能かもしれないと思いつつ、なかなか実行する気にはならなかったのだけれど、今回のオリンピックがきっかけを作ってくれたという事になるかな。

到着した渓は、支流の枝沢。釣りを始めるのは、到着地点から少し渓を下った支流からと考えて、魅力的なポイントを横目に流れの脇を歩き下ったのだが、途中で1か所だけ竿を出してみたら、いきなり8寸アップが釣れたnote
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こりゃいいや~と喜びながらさらに進むと、なんと釣り人がいるではないか。こんな山の中まで来て先行者は参ったなぁと思いつつ、声を掛けさせていただくと、このまま枝沢を登って仕舞いにするとのこと。下に降りると告げたところ、仲間が後から上がって来るので、自分は先に行っていると伝えて下さいと頼まれた。

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そして、支流にたどり着いたところで出逢ったのが、何と何とアマゴ27さんだcoldsweats02。お互いに、余りもの偶然にびっくり。釣果を聞いてみれば、結構釣れているとのこと。持ち時間も少ないので、情報交換もそこそこに釣りを開始すると、すぐに魚の反応があった。小さいながらもヤマト系のイワナだ。

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それからは、ぽつぽつとイワナが釣れ続くが、型は今一つ。魚が反応するのはポイントのかなり手前で、プールの奥を狙おうものなら、ラインに驚いたイワナが極手前から逃げ去って行く。手前のポイントを見逃さないことが、この日の釣果につながって、竿を出した時間は僅か2時間弱だったけれど、20尾のイワナをcameraデジタル・キープできたのには大満足。

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午後2時半を過ぎると、空がcloud雲で覆われthunder雷鳴も轟き始める。薄暗くなった渓の、浅い流れからとても良いコンディションの8寸をキャッチしたのをキリにして、まだまだ魅力的なポイントが続く渓に後ろ髪を引かれながら、下山の決心をした confident

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渓に咲くトリカブト。こんな植物に、人の命を奪うほどの力があるなんて・・・danger

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August 07, 2012

真夏の釣りは、やっぱり厳しい・・

8月に入って、いよいよ夏のsun暑さが厳しく感じるようになってきた。こんな時期、釣りをするなら選択肢はやっぱり山岳だろう。週末は、どの渓の冷水に浸ろうかと考えていたところに、ヤナさんからの魅力的なphonetoオファーが入った。そして、この週末は、busバスで行く南アルプスの渓を選ぶことに happy01

早朝の道の駅で合流したのは、ヤナさんとMちゃん。これで楽しい一日が約束されるnotes
車止めからbusバスに揺られること数十分、目指すポイントで下車したのは、自分たちの他に単独のアングラーが一人。事前に谷割が出来なかった状況だったので、4人で釣り上がることも止む無しと思ったのだが、我々に遠慮した彼は違うポイントに去っていった。なんとも申し訳なしconfident

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険しい斜面を、先人の残したトラロープを伝いながら恐る恐る降り下って流れに到着してみれば、水は美しく澄んいて期待を高めてくれる。しかし、水量はちょっと少ないか?連日のように攻められているだろうこの川で、良い釣りができるのは難しいかもしれないと思いながらも、ヤナさん&Mちゃんより先に釣り支度が整ったことを良い事に、自分勝手とは思いつつ入渓点から少し下流へ移動させてもらってから、最初のポイントに15番の黒パラを投じた。

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始めてから10mほど上のポイントで、初めてのアタックがあったが、しっかりとは咥えてくれず空振り。それからは、とにかく渋いアタックを、しつこく攻める釣りが続くsweat01
前回の南アの渓と違うのは、1度出た魚が、2度と同じフライを追わないこと。したがって、苦労の釣りが続いてしまい、ヤナさん&Mちゃんに追いつくまでの小1時間で、せっかく手つかずの区間をやらせてもらったにも関わらずcameraデジタル・キープはたった2尾。それでも、この先は期待出来るかもという気持ちで、集中力を保ちつつ釣り上っていった。

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本当は、最初の堰堤までに結果を出しておかなければ、その後は釣り人の密度から苦労するだろうと予想していたのだけれど、結局お昼までに8尾の釣果。それでも、堰堤では9寸と7寸のダブルヒットもあったりと、渋いながらも悪くはない。

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コンビニriceballおにぎりの昼食後は、またまた勝手な行動を取って支流に入り込み、さくさくと数と型を追加。その後、本流に戻ってからは、午前中にも増した渋々状態となって、最後の階段状のポイントから9寸を引っ張り出したところでゲームセットとした。

camera画像は、ヤナさんの撮影。急流を数段下がられた緊迫感が伝わる一枚になっているなぁと思わず感心。

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結果的には、この日の最大は28.5cm。ついついメジャーを当てて測った一尾だったが、Mちゃんは尺を釣って金メダル、ヤナさんは29cmを揚げて銀メダル、おいらは結局銅メダルというところ coldsweats01。まあそれでも、広々とした山岳渓流で、夏のsun日差しを浴びながら楽しい釣りができた。そこそこの数も釣れてくれたしね confident

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20120804082_2 20120804106_2銅!20120804088

ヤナさん、Mちゃん、一日お付き合いいただき、ありがとうございました。そして、自分勝手な行動が多くて、大変申し訳なしです。
次回は、なんとしても金メダル奪取に頑張りたいと思いますので、是非また懲りずにご一緒下さいね wink

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