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June 26, 2011

後手の策は

先週は、梅雨の合間のsun晴れ間のおかげで、湿気をたっぷりと含んだいきなりの夏日に辟易sweat01した。埼玉県では、40℃近い気温を記録したそうだが、インフルエンザじゃあるまいしと仕事仲間と冗談を言ったりしたくらいだ。そんな土曜日は、少しでも涼をと思い、地元の川を北に遡った。

久しぶりに本流の釣りをしたいなと思っていたのだが、車の窓から見える流れは激しく濁り増水している。ダムの放水の影響かもしれないと、一縷の期待を抱いていたのだけれど、目的地が近付いても川の様子は芳しくない。仕方なく、今日のところは支流の釣りに切り替える事にする。

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2011062513いつものポイントに到着すると、そこには1台の車が。一瞬ここはやめようかと思ったが、時間はすでに11時、後追いでも釣れない事はないだろうと思い、50mほど下流から釣りを開始。するとすぐに、流芯の脇の緩いポイントから、す~っと浮かんで15番の黒パラをくわえた魚があった。アワセはばっちり!大きくはないけれど、ジャンプして流れに乗り、ぐいぐいと力強く下流に逃れていく。慎重にファイトをコントロールして、ネットに収まったのは23cmほどの綺麗なイワナだった。

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2011062533早速cameraデジタルキープして、ファイトの余韻を確かめるように、同じポイントの1mほど上流に黒パラを打ってみると、再びす~っと浮かんでパクりという感じで魚がヒットした。そして、またしてもジャンプ!その後は、ローリングするようなファイト。これはもしかしてと思いながら、再び慎重にランディングすると、しっかりした幅のある22cmほどの精悍なアマゴだ。

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ほぼ同じポイントで、イワナとアマゴが出てくれるとは思ってもいなかった。イワナの撮影に時間を費やしてしまったおかげだろうか。そして、リリースしたはずのイワナが、疲れて足元の岩陰に残っていてくれたので、アマゴと仲良く2ショットを記録することができた。

そんなスタートを切ったこの日だったけれど、その後は超渋い状況が続く。先行を許した場合には、やはり竿抜けするような何気ないポイントを探って行くのが良策であるようだ。そして、潔く渓を変えるのも賢い判断。今回も、帰る途中の小渓で、小さなアマゴとイワナを追加して、厳しい天候条件の下ながら楽しい釣りをすることができたcatface

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振り返って思えば、ムシトリナデシコのピンク色が鮮やかで、オレンジ色の実をたくさんつけていた木イチゴの瑞々しいほのかな甘さが、疲れを癒してくれた一日だった。そして、梅雨空に時々のぞく青空が、とっても爽やかでまぶしかった。

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さて、梅雨もあと2~3週間ほどは続きそう。busバスツアーが開幕となった渓もあるけれど、本流の釣りへの期待は7月に入ってからになりそうだ。それまでに、フライを巻いて戦略を練る、そしてフィールドに思いを馳せる寝苦しい夜が、しばらく続くかもしれないconfident

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June 19, 2011

暗い暗い渓へ

6月も半ばに入り、rain梅雨の不安定な天候が続いている。それでも週末になれば、わずかなチャンスを期待して、渓へ出かけてしまう。

土曜日は、少しでも水量が安定しているかと予想して、ステップワゴンを東に走らせた。そして今回は、いつもの支流の上流部に、地図を頼りに初めて入ってみることに。

ただでさえもcloud曇って薄暗い中で、霧の立ちこめた渓での釣りは難しかった。明るさの乏しさが、蜘蛛の巣やちょっとした木の枝や蔓を視界から消して、狙ったポイントにフライを送り込む事が至難の技になる。

午前11時、少しでも視認性の良い物をと考えて、オレンジ・ポストの15番白パラをキャストするが、第1投から蜘蛛の巣に捕らえられてしまい、7Xのティペットはいきなりヨレヨレ。我慢と集中の釣りが始まるgawk

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そしてしばらく釣るうちに、思っていたより素晴らしい渓相の中から6寸ほどのアマゴが飛び出した。尾びれの上端が欠けているが、なかなか良いアマゴだ。なにはともあれ、昼食前に型を見てホッとしたcoldsweats01

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コンビニriceballおにぎりで腹拵えした後は、ますます薄暗くなってくる渓をさらに彷徨って行く。フライには時折り小さな小さなアタックがあるけれど、なかなかヒットに持ち込めない。最初の白パラを頭上の枝に取られたしまったので、大きさを少し落して17番の黒パラを7Xに結び直した。

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それからは、これぞおちびちゃんと言うようなアマゴを数尾追加し、何かの調査のためなのだろうか、ピンク色のタグを付けたちびあまご君をcameraデジタルキープしたところで切りを付け、強くなってきた雨から逃れるように、ちょっと早めの3時頃に渓を上がった。

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20110618082011061815小雨に濡れた渓は、植物も元気に育っていた。中国山地でも見事だったハクウンボク(エゴ?)が、白い花を流れに散らし、桑の木には既に黒く熟した実が付いていた。長時間の釣りで集中力を失いかけた時、桑の実の甘さがそれを取り戻してくれることがある。山の幸の持つパワーは素晴らしいのだが、今回はその恩恵を頂戴することはなかった。

ということで、消化不良気味の釣りではあったけれど、とにかくこの週末もアマゴの顔を拝むことができたことは幸いだ。次回は、できれば蜘蛛の巣に悩まされないようなダイナミックな本流で、思いっきりロッドを振ってみたい。そんな季節も、もう目の前に迫ってきているのかもしれないconfident

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June 14, 2011

タニウツギの花咲く西の渓へ

地方高速道路の休日上限1000円も終了が近づいて、FF人生第2の故郷の中国地方へ行っておくには今しかないと思い立ち、週末は51cm君に無理やりご一緒をお願いした。去年の9月後半、劇的な出会いを果たした懐かしい渓へ、8か月半ぶりの再訪となる。折しも、梅雨時の山々には、タニウツギがあちらこちらで薄紅色の可憐な花を咲かせていた。snail

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土曜日の昼前、いつものお食事処で年券を買う。こちらの若い女将さんは、お客さんや釣り人達のアイドルvirgo、会えただけで遠路遥々走ってきた苦労が報われるcatface

熊笹をかき分けて降り立った懐かしい流れは、前日来の雨で少しだけ増水している。はやる気持ちを抑えつつ17番の黒パラをポイントに落して行くが、魚の反応はいまひとつだ。

小1時間ほど経って、ようやく小さな小さなイワナがヒット。気が付けば、水棲昆虫の舞う姿が目に付くようになっている。そのせいか、それからはぽつりぽつりと釣れ出した。しかし、良い型の魚は出てこない。

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結局、5時過ぎまでの約6時間で、なんとか2桁のイワナと出逢う事ができたが、型は22cm止まりというところ。しかし、この細い流れを2人で釣ったと考えれば、十分な釣果だったと言えるかもしれないconfident

  2011061134_2 shine    2011061135 scissors

その夜は、spa温泉常宿で昼間の釣りを反省しつつ、プレミアムモルツでbeer乾杯。明日の釣りに期待をしつつ、早寝したzzz。

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明けて日曜日は、朝から薄暗く曇っていた。釣りは昼までの予定、sprinkle降り出さなきゃいいんだけどなぁと思いつつ、前日の一つ隣の渓に降り立つ。川辺の砂には、恐らく昨日のものと思える足跡があり、不安が頭をよぎった。

時間帯も早いから、反応は鈍いかなと思いながら始めたのだが・・・。

2011061204_2鈍いどころか、全然反応がないsweat01。ここで出なきゃ嘘でしょというポイントでも、フライはむなしく流れるだけ。51cm君と交替で、よだれが出そうな淵や瀬や岩陰を丹念に攻めていくが、魚の気配が一向にしてこない。結局、お昼前までの3時間で、2人ともただの1回のアタックもなく、呆気にとられた気分で雨の降り出した渓を後にする事になってしまったthink

2011061205辺りを見回せば、岸辺にはミズが無数に生え茂り、たくさんのハクウンボクの白い花がその葉の上や流れに乗っているのが印象的だった。

こうして、第2の故郷で過ごした週末は、釣果には恵まれなかったものの、大きな思い出になったと思う。年券は買ったけれど、今シーズン再び訪ねることは難しいかもしれない。そういう事を考えると、今回遠征を実行出来たという達成感から来る満足感はある。

そしてそれは、今回も一緒に渓を歩いてくれた友のおかげだ。51cm君、2日間ありがとう。日曜日の悔しさを、またどこかの渓で晴らしましょうwink

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flairおまけ

BE-PALが創刊30周年を迎えたそうだ。7月号には、写真のようなオリジナル・プライヤーがオマケで付いている。
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オマケには弱いおいら、気が付けば1冊持ってmoneybagレジの前に立っていたcoldsweats01

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June 06, 2011

増えた2本の引き出し

rain梅雨らしい雨が降り続い先週は、金曜日から晴れ間も見えたけれど、近くの川は残念ながらどこも大増水してしまった。土曜日は何処に行こうかなぁと考えたが、こういう状況でも釣りになる区間が期待できるのは、やっぱり富士山麓しかないなsign01と結論付けてみる。

家から車で2時間走って到着した本流は、予想通りのtyphoon大増水。いつもの小渓に入ればそこそこの釣果はあるだろうけれど、それじゃ面白くないと思い、以前から気にかかっていた支流を探ってみることにした。

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地図を頼りに入った渓は、増水している状況でも細い流れだ。こりゃアマゴが棲むには厳しいかなと思いながら、早い流れに黒パラを浮かせると・・・、来たっ!なかなか好いファイトだ。慎重にランディングしてみると、薄暗い渓にしては何とも色白の、楚々とした6寸アマゴだったhappy01

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棲息を確認してしまえば、後は気楽。蜘蛛の巣に悪戦苦闘しながらも、昼までの1時間半ほどでおちびちゃん6尾と対面することができたnote

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車に戻ってコンビニriceballおにぎりの昼食後は、さらに未体験の小渓流を目指して移動する。こちらも、以前から気になっていた小さな流れだ。杉木立の間から薄暗い渓に降りて、午後の部開始。すぐに魚の反応があったflair

2011060438_22011060451_2しかし、小さすぎて乗らないcoldsweats01。何度かそんなアタックがあって、ようやくヒットしたのは5寸足らずのおちびちゃん。こちらの渓のアマゴも色白だ。そこから2時間半ほど、ぽつりぽつりとちびちゃんを拾って、いつの間にか2桁オーバーscissors、倒木で先に進みにくくなったポイントで納竿とした。

結局この土曜日は、小さいけれどアマゴの棲む新たな2本の渓を自分のものにすることが出来た。今風?に言えば、引き出しが2本増えたということかな。釣果は置いといて、思惑通りの収穫に満足の一日だったconfident

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   sun   sun   sun   sun   sun   sun   sun

さて、明けて日曜日。昨日の今日で釣りに行くチャンスはないと思っていたら、うまい具合に正味watch2時間半の暇が出来た。お相手は雑魚で良い、片道30分以内なら1時間半はフライを振ることができるぞ。さてと、何処に行こうかな~。

そこで思いついたのが、市内の南西部を流れる小河川。ここは、自分がフライ初心者だった頃に良く通った渓だ。実は、数年前にある事件がその川辺の道路で起こってから、釣りに行くのは敬遠する結果となっていたのだが、もうそろそろ解禁してもいいかなと思ったのだ。

2011060503家から車で片道20分ほどの懐かしい流れは、前週のrain雨の影響が残って増水し薄く濁っていた。17番の黒パラを流れに乗せると、ピチャッ!ピチャッ!というアタックが。こりゃカワムツかな~coldsweats01と思いながら続けていくと、ちょっとだけ大きめな魚がヒットした。

2011060518_2一気に水から引き抜くと、何とアマゴだnotes。小さいけれどネットに納めてcamera記念撮影し、流れに戻す。いや~、居てくれたよと独り言を呟いてしまった。

それからは、カワムツがたくさんとアマゴを2尾追加して、1時間半の釣りを終えたが、この日釣りが出来ると思っていなかったので、とっても得した気分に浸れた。

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こうして楽しく過ごすことが出来た週末だったけれど、やっぱりもう少し気持ち良く釣りたい。それには、梅雨明けの本流釣りを思い描くしかないのかなぁ。

とか言いつつ、次の週末は、西へ600kmほど走ってみようかと企んでいるのだcatface

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