温泉でのんびりしようよ
1月24日は27回目の結婚記念日。
去年のその日は、急性盲腸炎で
緊急入院し手術を受けたので、何も記念日らしいことができなかった
。あれから早くも1年、今年はささやかでもいいから小旅行をしたいと思っていた。
正月の新聞の折り込み広告を
読み漁って申し込んだのが、静岡鉄道オレンジ・ツアー信州南木曽温泉への1泊2日
バスの旅。電話
予約は、幸いにも40人募集の最後の2人に滑り込んだ![]()
プランの決め手は、宿泊先の「ホテル木曽路」が10年ほど前にフジテレビ「
めざましテレビ」の
全国温泉グランプリを
受賞したことがあるということ。ちょっと疲れ気味の身体を癒すのに好いかなというところだ。
1日目の金曜日、東名吉田IC近くからバスに乗り込み、東海環状自動車道を経て中央高速を北に進み、飯田ICで降りて鴨汁そばと五平餅の昼食。午後は元善光寺を参拝し木地師の里を見学して、4時頃にはお宿に到着。さっそく温泉で温まりながら手足を伸ばした
。単純アルカリ泉は、ちょっとぬるっとした感じが気持ち良い。脱衣場と浴室の隔てがない開放的な造りと、広々とした露天風呂が「来て良かった~
」という気分にさせてくれた。
翌朝は9時出発、人影まばらな旧中山道の妻籠宿をゆっくりのんびりと散策し、国道19号線を南下し中津川IC近くの「ちこり村」で焼酎を試飲。移動途中の食事処ですき焼きのお昼をいただき、最後の観光地は明智(明智光秀の里)の大正村だ。ここも季節はずれのせいか人影まばら。ぽつりぽつりと点在する古い建物を1時間ほどかけて巡り歩いた。
というわけで、時間的には比較的余裕があって、2日間を結構のんびりゆっくり楽しむことができた。あまり良くないと伝えられていたお天気も、どこへ降りても風は穏やかで陽が当たれば暖かく、観れるかなと思っていた雪もほとんど無くて拍子ぬけなくらいだった。妻籠では、散策中にほんの少し雪が舞ったが、その瞬間ツアー客から歓声が上がる。やっぱりみんな雪を知らない静岡県民だなぁと微笑ましくなった。
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今回のツアーで思い出に残ったことはたくさんあって、一つ一つ全てを日記に残したいくらいだが、そうもいかない。でも、自分の知識のためにひとつだけ書き残したい事、それは中津川の「ちこり村」(株式会社サラダコスモ)のことだ。
「チコリ」は白菜の芯のような外見のヨーロッパ原産の野菜。ちこり村は、米を作ら(れ?)なくなった休耕田をなんとか活かしたいと、あれこれ考えた。大根や白菜等ならすぐ出来るが、もともと野菜を栽培していた農家を圧迫することになりかねないので、それはできない。そこで、競合の起こらないものとして海外から「チコリ」という野菜を選んだ。
チコリ作りは、まず畑で芋状の根を育てて収穫してから、再度もやしのように暗室の水耕栽培で芽を出させるという手間のかかるもの。瑞々しくしゃきっとした歯ごたえの芽を収穫すると、芋の部分はヨーロッパに倣って家畜の飼料にするか捨てていた。しかし、大量に処分する芋をなんとか出来ないかと考え、含まれる糖分に着目してやってみたのが焼酎作りだったそうだ。チコリ6対米4で仕込むその焼酎は、癖が少なくほんのりとした甘い香りが楽しめる、上品な蒸留酒だ。
この、ちこり村で働く人たちは、一部を除いて60歳以上というレギュレーションが課せられている。それは、まだまだ元気なオーバー60年代の人たちに、働く場を与えたいという考え方が基本だからだそうだ。中津川の農業を明るく活力のあるものに育てたい、そんな心意気に、自分も多く学ばなければいけないなと思わせる見学となった。
お土産に買った44度の焼酎「アンディーヴ グラッパ」は、冷凍庫でトロトロに冷やして、ストレートでいただくつもりだ![]()

















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