« April 2007 | Main | June 2007 »

May 26, 2007

きままにポタる

 金曜日の朝から降っていた雨は土曜日の未明まで降り続き、水不足に嘆いていた各地に束の間の潤いをもたらせたようだ。しかし、渓流ファンにとってこの雨は、相当に恨めしいものだった。それは、週末の真昼間から、フライショップにお客さんが大勢居たということでも明白。実はおいらもそのお客さんの中の一人だったのだ(汗)。

 ポタリング:自転車で気ままにあちこち走り回ること

20070504_012  せっかく晴れた土曜日だったが、未明までの雨が渓に与えた影響は、確認するまでもないことだ。今日一日は、ロッドを振らずに楽しめることを探さなければならない。メタボロイド(^^;となりつつあるおいらのお腹周りの対策として有効なのは、やっぱり運動することだ。膝や足首に負担を掛けずに出来る運動としては、自転車が一番。食べ過ぎた朝食を無駄なく消化するため、気ままに少し走ってみることにした。今日のコースには不整地は無い。ならば、久しぶりにブリジストンのTS-7を出してみよう。

 大井川河川敷のリバティ・マラソンコースまで自走して、9kmポスト付近から大井川河口付近の起点を目指す。右斜め後ろからの強い風を受けて、フラットで僅かな下りのランは快適だ。ただし、始業点検を怠ったため、リアのエア不足でコーナリングが怪しい。走行抵抗も少し多いようだった。それでも折り返し点までは問題なし。しかし、それからの登りは厳しかった。左斜め前方からの強風の影響で、なかなかトップギアまで持ち込めない。そんな中、途中で追いついた一回り位年上の方と走りながらの雑談が始まり、気持ちも紛れてなんとか都合25km程走りきることができた。同じ趣味を持つ人とは、すぐに打ち解けられる、これって本当に良いものだ。

20070504_014  午後、妻と買い物を済ませた後、夕食までまた少し自由な時間が出来た。相変わらず風は強いが、今度は藤枝市方面を気ままに走ってみようと思い立った。途中でフライショップに立ち寄り、ちょっとだけ情報収拾。その時間を差し引くと、正味約1時間半、20kmくらいの走行をこなして、酒屋に立ち寄りビールを買う。帰宅してからの晩酌は、もう最高~☆  ということで、釣りに行けなくても健康的に過ごせた一日だった。明日も天気は上々のようだ。しかし、明日は愛知県で一人頑張っている長男のアパートのお掃除だ。元気でやっていてくれるだろうか。

| | Comments (10) | TrackBack (1)

May 22, 2007

新緑の南アルプス2日間

-ダム下本流-

 落差のある瀬から続く大淵の、右岸から支流の合わさる岩盤のその角で、スケーティングしている羽虫にライズを繰り返す魚が居た。7Xのティペットに16番の黒パラシュートを結んで、右上手からライズポイントに流し込む。複雑な流れに揉まれたフライは、すーっと浮いてきた魚の僅か手前でドラッグが掛り、なかなかの良型に見えたその魚は、口を使う直前で驚いたように沈んでいってしまった!(>_<)!

 8Xのティペットを50cm程足し、フライを19番のジンジャー・パラに換えて、3分後にチャレンジ。・・・沈黙。再度16番のグリズリー・パラに換え、フライが先行するように、細心の注意でポイント上1mにプレゼントする。

・・・集中!・・・良しっ!!浮いてきた(ドキドキ)・・・喰った~(^0^)!!!

 フライが完全に口に入ったことを確認してから、しっかりと合わせると、強烈に走り、潜り、頭を振る。ひたすらバレないことを祈りつつ、少し強引に寄せてネット・イン、見事な幅広アマゴをキャッチできた。体長は8寸強といったところか。この週末2日間の釣りを締めくくるに相応しい、美しく力強い姿のアマゴだった。

2007052055

 土曜日の朝、渓へ向かう道では、激しい雷雨に見舞われた。前途多難。いつものファミマでアマゴ27さんと落ち合い、今年最初となる南アルプスへ向かう。途中、富士屋商店で年券を購入し、車の終点に到着したのは、予定通り8時半になっていた。

 雨はほとんど上がっていたが、案の定、本流は濁っている。少し迷ったが、濁りは途中の沢からと判断し、渓と林道を上流目指して歩くことにした。時折小雨の落ちてくる中を2時間程歩き、期待に胸を躍らせて渓に降りる。ところが、どこから魚が出てもおかしくない渓相なのに反応がない。見落としがちなポイントから待望の南ア・イワナ(なんと8寸!)が出てくれホッとしたが、後が続かない。雨の影響か雪代が入ったためか、沈み石の状況から20cm近い増水状態であることがわかる。若干の濁りも入り水温も低めという悪条件が祟ったのか、とにかく魚の反応がほとんど無かった。

2007051957

 思い切ってその区間を歩き飛ばし、途中の大きな支流を越えた辺りから再度入渓。実績のある区間だ。ここも若干濁りがあったが、堰堤上の底が見えるような浅い瀬でいきなりヒット。2007051932 それから2時間、あっという間に2桁のイワナをデジタル・キープできた。型も8寸前後が揃い、ヤマトタイプも混ざるという大満足の釣果だ。遠くまで歩いてきた努力が報われた思いだった。しかし、午前中のあの苦労は何だったのだろう。それにしてもそれからが大変、帰りの3時間弱の歩きには正直参ったなぁ、最後は真っ暗くなっちゃったし。(^^;;;アマゴ27さんと2人でなければ、とても寂しくて歩けないような道のりだった。

2007051961  車まで帰ってから、アマゴ27さん持参の黒はんぺんとソーセージを肴にビールで乾杯。深夜になり、遠く西伊豆からメガネ屋さんとそのお友達Yさんも到着し、楽しく時は過ぎていった。

 翌朝は、さあ釣りだと言わんばかりの良い天気。アマゴ27さんはメガネ屋さん達と前日のポイントに旅立っていった。おいらは、職場の仲間FさんとKさんの到着を待ってから、3人で手近な本流をのんびり釣り上がる。流れが細く期待薄かなと思ったが、意外と魚は居た。広く明るい渓を、先頭を交替しつつ、それぞれがぽつりぽつりと釣って行く。

2007052042  おいらには、アマゴ・イワナ・レインボウと来て3目達成。その後、8寸良型の全く朱点の無いヤマメかも~?を追加。また、その区間で最後に釣ったイワナは、白斑が無く全体が黒っぽいヤマトタイプ。しかも、薄っすらとキラキラする紫色を帯びた、神秘的な個体だった。

2007052049  その後、最初の堰堤に近付くと、濁りが更に強くなり魚の反応も無くなってきたので、残り時間も少なかったが、ダム下のどこかに移動してみようということになった。こうして、様子見に入った淵でのドラマが、冒頭の一尾だったのだ。

 しかしこの2日間は良く歩いたと思う。ウエイダーのフェルトが薄くなっていたため、足裏のダメージが激しい。回復まで数日は掛りそうだが、歩いて足裏の痛みを感じる度に、あの渓の美しい魚を思い出してしまう。

 アマゴ27さん、お誘いいただきどうもありがとうございました。メガネ屋さんとYさん、楽しいお話ありがとうございました。Fさん・Kさん、ご一緒していただきありがとうございました。みなさん、またよろしくお願いします。あ~楽しかった~♪

| | Comments (10) | TrackBack (0)

May 15, 2007

竹の誘惑

 頭上を自衛隊ブルーインパルスの5機編隊が轟音とともに駆け抜けていく。近くの静浜基地で、自衛隊の航空ショーが開催されているのだ。おまけに、晴れてはいるものの強風が絶え間なく吹き荒れ、普段ならのどかなここなのに、今日はなんだか魚に集中することが難しくなっている。

2007051311

 エレファント・プルーフの高橋さんからも直接聞いていたが、ブログリンクしている八兵衛さんのところで紹介されていた著名ビルダー作のバンブーロッド試振会があるので、1日予定されていたシニアサッカーのフレンドリーマッチを午前中で早や上がりさせていただいて、大井川町のフィッシング・ジュネスに参じた。もっとも、サッカーは怪我のせいで2ヶ月近くのブランクがあり、1試合の前半25分間だけのプレーが精一杯だったので、ちょうど良かったかも。

2007051302  快勝の余韻に浸りながら現地に到着すると、すでに八兵衛さんはビルダーの方々とお話をされている。忘年会以来の再会になるだろうか。おいらは午後券を購入し、りんご屋さん特製ヘンウィクに3番ラインをセットして、さっそく釣りに入る。魚のコンディションは最高で、ドライフライに入れ食い状態だ。40cmクラスがヒットすると、一気に沖まで突っ走って行く。それでもヘンウィクは負けないパワーを備えていた。

2007051307  とりあえず画像をゲットしてから、八兵衛さんが試し振りしているカクヒロ・ロッドを触らせていただく。普段カーボンロッドを振り慣れているので少し重く感じるが、中空構造なので意外と軽くしゃきっとしている。ラインを乗せてみると、ロッド自体がラインを運んでくれるという印象だ。やっぱり良いものは良いナァ(^^v

2007051304  そんなところへgoo-yamamotoさんが登場、八兵衛さんとは初対面だったが、やっぱり好きもの同士なので、すぐに旧知の間柄のように話が弾んだ。時折頭上で見事なテクニックを見せてくれる航空機に目を奪われながらも、バンブーロッドのテイスティングを続ける。箸休めに、御両方にもヘンウィクを味わっていただいたが、「こりゃ難しいね~、でもちゃんと投げられるじゃない!」とニコニコ顔の評価をいただいた。

 こうして3時間半余り、日曜日の昼下がりを大変楽しく過ごすことが出来、お土産まで頂戴してしまった。それは、八兵衛さんお手製のビール缶リサイクル・アルコールバーナーだ。これでコーヒーを炒れてみたら楽しいだろうなぁ。近々にフィールド・テストをしなければね♪

               2007051318_1

| | Comments (6) | TrackBack (0)

May 12, 2007

南限イワナ

あれはいつだっただろう・・・

 親戚が集まった正月の宴席で「あの渓にはイワナがいたよ」と誰かが言った。えっ?あの渓に??・・・・・それからずいぶん年月が経った。

 気合を入れて釣りに行く時には通り過ぎてしまう渓。そして、ちょっと出かけるには遠い渓。そんな中途半端な位置にあって、狭い未舗装の林道を辿らなければ入れないというその渓に、ずう~っと入ることはなかったのだ。

 今朝、二日酔いで寝坊し、濁った思考の中に浮かんだのはその渓だった。午後半日でも面白いかもしれない、行ったことがない、ものは試しだと思い地形図を頼りにステップワゴンを走らせる。

2007051202

 車を降り、細く急な杣道を延々と降りて辿り着いたその渓には、これ以上ないくらいに透明な水が流れていた。しかし、山岳渓流であるのに、異常な程川底に砂が多い。一旦荒れれば、凄まじいばかりの破壊力を生む流れとなる渓なのであろうと思った。それでもポイントは多い。ここはと思えるスポットに、黒のパラシュートをキャストしていくが、魚の気配は希薄だ。

 ちょっとした淵脇のたるみから、小さいが綺麗なアマゴが飛び出した。白っぽい川底の色を映した美白アマゴだ。しかしそれからが続かない。何度か魚がフライに反応したが、ヒットまで持ち込めない。そのまま1時間と少しで、渓が狭まり通らずとなった地点に着いてしまった。右側から巻けるかなと思い急斜面を這い登って行くが、結局上流への降り口はなく、途中何度も休みながらかなりの距離を直登して林道まで出た。涼しい山中なのに全身に汗を掻き、心臓は早鐘を打ち呼吸も整わない。両太ももにも力が入らなくなるほどの登りだった。

2007051214  かなりへばってしまったが、それから更に林道を奥に進み、枯れた枝沢を下って再度渓に降り立った。この区間も魚影は少ない。それでも、岩の陰から小さな魚が出た。抜き上げてみると、それは白点も鮮やかなイワナだった。居たんだ、この渓に!このイワナは、おいらにとってこの水系における南限のイワナとなった。頑張って来た甲斐があった。嬉しさが胸にこみ上げる。夢中になってデジタル・キープしたが、このイワナの特徴は、ニッコウ系を思わせる。過去に放流された種であるのかどうかは知る由もないが、この渓が元々イワナの棲息圏であったのだと、おいらは信じたい。

2007051223  その後、数少ない魚の反応をモノに出来ずに渓を遡行していったが、ある大場所でのロングキャストに、20cmほどではあるものの、これまた美しいアマゴがヒットし、この日の釣りを締めくくることができた。

            2007051209

 魚との出逢いこそ多くはなかったが、今日のこの釣行は、永く記憶に残るものと思われる。 

| | Comments (12) | TrackBack (0)

May 06, 2007

みどりの日の授かり物

 今年から5月4日は「みどりの日」という国民の祝日に制定されたそうだ。その主旨は、「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」とのこと。

 従ってこの日私は、山岳渓流に行かなければならないのであった! (^^;

2007050436_2

 

 さて、天候が不安定だった4月中に、ついに行くことが出来なかった大井川上流。GW中は比較的天候も安定し、気温も上がってようやく出撃機会が巡ってきたようだ。折り畳み自転車のZIPPO号をステップワゴンに積み込んで、林道アタックを敢行することにした。

2007050403  思ったより高い気温と日差しにソルティー・ドッグ状態^o^;;;になりがらも、鶯の声を応援に林道ゲートから約1時間半、午前11時にいつもの緑の橋までたどり着くことが出来た。

 入渓してまもなく、7寸強の良型イワナがヒット!幸先いいなぁ(^-^)vと思いつつ、ここで色気を出して実績のある支流に入ってみたが、先行者の影響か魚の姿が見えない。それでもなんとか、昼食も摂らずに午後2時まで食い込んで、この支流では3尾を追加した。単独行なので、明るい内に車まで戻りたい。本流に戻って残されたのは2時間。後から入ってきたルアー&ベイトの2人組みから逃げるように、早めのペースで遡行していく。2007050409 魚は多くない、しかし居ることは居る。瀬に出ていてくれれば良いのだが、流れの緩い深場に付いているらしく、反応が今ひとつだ。大岩のえぐれ、流れの脇の渦、そんなところから4尾程のイワナを追加した。どれも7~8寸の良型で、はっきりとはわからないが、大井川独特の特徴を持っていたと思う。一尾一尾が素晴しい出逢いだった。

2007050446

 自転車に乗っての帰り道、イブニングまでやりたいなぁという数え切れないくらいのポイントを横目で見ながら、次回の挑戦を思い描いた。

          2007050442_2

 今年のゴールデンウイークは、前後半に分かれての7日間。その内、5日はロッドを振ることが出来た。家族サービスも、まあしないではなかったし(^^;、それなりに楽しく有意義に過ごす事ができたと思う。私のわがままを許してくれた家族と、旅を共にしてくれたりネットで応援して下さった釣り仲間の皆さん、そして渓の魚たちに感謝申し上げ鱒!

| | Comments (8) | TrackBack (0)

May 04, 2007

ヘンウィク入魂!

2007050306

連休の谷間2日間は、しこしことお仕事をいたしましたが、後半4連休が始まる5月3日、りんご屋さん作henwikの入魂をいたして参りました。とは言っても、工面できたのは午後の2時間、有望で一番近い渓まで片道30分。身支度の時間を考えると、釣り時間は1時間弱。とんでもないプレッシャーを感じながらも、なんとか2尾のちびあまごがお相手してくれました~♪
このロッド、超ショートということで、薮沢などでのアドバンテージばかり思いつきますが、使ってみると実は、かなりのハンディキャップを背負っていることに気が付きます。
小さな渓とは言え、複雑な流れの向こう側を攻めるには、やっぱりある程度のロッドの長さがないと、ラインを高い位置に保てずドラッグ掛かりまくりになってしまいます。また、リーダーシステムもショートにせざるを得ないおかげで、ライン・メンディングにも相当のテクニックが必要になります。そうしたハンデは、ショートである故のアドバンテージよりもかなり大きなものなので、この手のロッドを実践で使おうとするならば、魚が多くて釣れ過ぎちゃう~♪といったような場合に、その釣りを少し難しくしてみたいなと思ったようなシチュエーションで実行されると良いかなと思いました。(なんかクドイ言い回し・・・汗)
2007050305 まあ、いずれにしても面白い物は面白いデス。でも、誰にも見られない渓の釣りよりは、管理釣り場のような所でこそ、このロッドは魅力を輝かせるのかもしれません。

| | Comments (9) | TrackBack (1)

May 01, 2007

林檎の花ほころび、川面に霞み立ち♪

☆~待ちに待ったゴールデンウイークがやってきた~☆

その前半3連休に、職場の先輩Kさんと北関東の山女魚を訪ねて旅に出た。

2007042802  土曜日早朝に家を出て、お昼頃栃木県W川水系O川に到着、ちょっと雲行きが怪しかったが、1年ぶりの渓に心が躍る。当日は漁協の放流日だったので、大場所にはかなりの魚影が確認できたけれど、釣り人も非常に多く入渓点に迷う。上流部の、好ポイントが点在する区間を上下に分かれて入ると、間もなく雷鳴とともに雨が降り出し、かなり近い所に落雷!轟音と稲光に怯えつつも釣りたい気持ちが勝ってしまい、無謀と思いながらも遡行を続けた。しかし、やっぱり集中できない。せっかく魚が付いていた瀬にむざむざと立ち込んでしまい、良型の魚影が逃げ惑う。それでもなんとか、ここは!と思うポイントで、ようやく今年の初山女魚と出会うことができた。

 午後5時、イブニングチャンスに釣りが出来ないことが残念だったが、3尾の栃木山女魚との出逢いを思い出に、りんご屋さんが待っていてくれる茨城県に移動。途中、道の駅喜連川の温泉に立寄って、雨で冷えた身体を温める。

2007042823  りんご屋さんの直売所に到着したのは午後9時、それから深夜まで3人で楽しい宴会となった。宴会の肴は、当然フライタックルだ。以前製作をお願いした4f3inの超ショートワンピースロッドが完成間近の状態になっていて、あとはネームを入れてリングシートを接着するだけという。どういうネームにします?と聞かれたので、「henwik」にして下さい^_^;とお願いした。そう、フェンウイックのフェイクなのでヘンウィク。ちょっと直球すぎたかな(笑)

 先日オークションで落札した、コータック・ミッジと振り比べしたり、りんご屋さんのウインストンコレクションやオリジナルロッドなども持ち出して触りまくる。楽しい肴のおかげで、マッカラン・スプリングバンク・ニッカモルト100などのスコッチのグラスもすすみ、日付が変わってもなお釣り談義に花が咲いた・・・。

2007042901

 明けて日曜は、前日と打って変わっての快晴。到着した時には暗くて気付かなかったけれど、りんご園の木々はちょうど開花期を迎えていて、可憐に白く咲く花が、朝の晴れわたった青空に美しく映えていた。受粉作業で忙しいりんご屋さんを残して、この日は東北の玄関口、福島県まで出撃だ。

 東京単身赴任時代に何度か訪ねた懐かしいその川は、隣県とは言ってもりんご屋さんの所からは車であっというまの距離の里川。りんご屋さんに教えてもらって入った田んぼの中を流れる区間では、流下する豊富な水棲昆虫にたくさんの魚がライズを繰り返していた。絶好のバシャバシャ日和だぁ(^-^)。これはいただき~♪と白のパラシュートをキャストする。

2007042920  ・・・しかし喰ってくれない(^^;。恐ろしくセレクティブな魚達。いくつかのパターンを試した後、CDCに替えてようやくヒット。それからのんびりと一日、イブニングタイムまでライズの釣りを堪能できるという幸運に恵まれたが、福島山女魚達はとても賢くて、怪しいフライには見向きもせず、相変わらずバラシたりすっぽ抜けがりがた~くさんあって(下手くそだなぁ、おいら)、デジタルキープできたのはようやく2桁というところ。それでも自分としては十分に満足のいく釣果だった。結局あれこれドライを使った中で、さすが地元りんご屋さんのアドバイスどおり、ブルーダン系への反応が最も良かった。

 さて、この夜も再び直売所で反省会、りんご屋さんには2夜連続でお付き合いいただいた。おいらの撮影したデジカメデータをりんご屋さんのノートPCにコピーし、ポイントや魚体の特徴などの話で盛り上がる。ヘンウィクも完成し、あれこれリールを装着して楽しんだが、グレインのグレースが軽くてジャストフィットだった。

 またまた夜は明けて、最終日の朝も快晴!午前中だけの釣りをりんご屋さんの地元の渓に向かう。連休中だけあって、この日も釣り人が多い。狙ったポイントはことごとく先行者が居たので、ちょろちょろの枝沢に入ってみた。そこで小さな小さな茨城山女魚をキャッチ。ここは種沢のような場所なので、本来釣るべきではないのかもしれないが、大事にリリースしてきたので許していただきたいと思う。

2007043022  その後、残り少ない時間で移動した区間は、2年前、初めてこの川に案内してもらった時に入った思い出のポイントだ。岸際の意外なくらいの浅瀬から出た山女魚は、美しい上に幅広でパワフル、見事にこの旅のラストチャンスを飾ってくれた。これだ。おいらは、この山女魚を求めて来たんだ。来て良かったなぁ~!

 こうして、それぞれの特徴を持つ3県の山女魚達を釣った3日間は、あっという間に終わってしまった。しかし、短くも濃い内容になったと思う。出来れば、りんご屋さんの言う「ヌル系山女魚」や岩魚とも出逢いたかったけれど、今回は果たせず仕舞い。またいつかお邪魔させていただこうという思いが強く残る旅となった。

2007043030

 りんご屋さん、お忙しいところに押しかけてしまいましたが、二夜の宴会、お付き合いありがとうございました。そして何より、オリジナルロッドとモルトウイスキーのお土産、感謝いたします。

 それからKさん、なかなか思うような釣りにならなかったようでしたが、3日間ありがとうございました。また是非ご一緒させて下さいね。

 さて、連休後半には、どんな出逢いが待っているだろうか~☆

| | Comments (10) | TrackBack (0)

« April 2007 | Main | June 2007 »