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March 26, 2006

ヤマメからアマゴへ

 先週の土日は仕事が入ってしまい渓に行くことができなかったが、春分の日は何とか休むことができた。月曜日、仕事を終えたその夜に、愛車を走らせ年券の川に向かう。途中の道の駅で一夜を過ごしてから翌朝8時に渓に立った。天気も良く気温もそこそこ、祝日というのに釣り人もほとんど居ない。ooto3212
最初に入ったポイントで、すぐにおちびなヤマメが釣れた。しかしそれから5時間、ほとんどフライへの反応がない状態が続いた。何度か場所を変え、比較的下流部の開けた区間でようやく2尾目がヒット、結局4時までの8時間で4尾という寂しい釣果だったが、最後のヤマメが23cmの美形だったので満足することができた。
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 魚は瀬に出ていた。着き場と思われるような位置より、かなり手前に居た。加えて土日に攻められたからなのか、かなり敏感になっていた。おいらのテクニックでは、4尾の釣果は当然だったのかもしれない。虫もまだ少ない感じがした。この渓が最盛期を迎えるのは、あと何週間か掛かるのだろう。

 翌日、出勤すると思いがけない事が待っていた。それは転勤の内示。岡山から東京に来て1年、まだ続くだろうと思っていた単身赴任に一旦ピリオドを打ち、地元の静岡に帰れることになったのだ。嬉しい。正直嬉しい。ようやく家族の元で暮らすことができる。しかし、もっと正直に言ってしまえば、北関東の渓が遠くなってしまうという寂しさもある。りんご屋さんの所へも、なかなか行けなくなってしまいそうだ。

 さて、内示の報告と引越しなどの相談のため、この週末は帰省し、土曜日は2週間前にムギョったI川に午後から再挑戦した。故郷の桜の名所は7分咲き、川にはカゲロウが舞い、絶好のコンディションだ。しかし、やはり魚が居ない。前回と同じく、ポイントを叩けど叩けど全くの無反応。空しくキャストを続けているうちに、一本の枝沢があったので、何かにすがるような気持ちで入ってみた。I_chibiamago
そこで、今シーズン初めての大井川アマゴに出会うことができた。小さいけれど、やっぱり綺麗だなぁ。しかしその時、先日釣り仲間と話をした、むやみに枝沢に入るべきではないという事をふと思い出した。そう、この沢はI川の種沢なのかもしれない。そう思い、あわてて本流に戻った。本流では、やはり全く反応が無かった。
 渓に異変が起きていると思ったのは、その後イブニングをやってみようと思って入った、I川より20km程下流のO川での出来事からだった。O川では、小型のカゲロウや小型のガガンボが無数にハッチしていた。しかし、当然あるだろうライズが、どこにも見られない。アマゴだけではなく、いつもなら嫌というほど居る下流部のカワムツのライズも確認できなかった。kagerou
そして、大量のカゲロウが、ハッチはしたけれど飛び立てないまま死んでしまったというような水溜りが、ところどころで確認できたという事。これって普通にある事なんだろうか。なんだか背筋が凍りつくような思いがして、渓を後にした。せっかく故郷に帰れるというのに、水を差された思いがした。

 引越しが終わって一段落着く頃に、渓が活気を取り戻しているといいんだけれど。

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March 14, 2006

生まれ故郷の渓でムギョ!

異変が起こっている!

としか、言い様がない。
解禁を待ちに待って半年ぶりに訪れた故郷の渓。
昨年秋に、来春の歓喜を思わせるようなおちびちゃん達の集団を見たあの渓に、何故か魚の姿を確認することができなかった。わずか3時間の釣りだったが、絶大な信頼をおいている黒パラシュートに、ただ1度の反応もなかった。そればかりか、清冽な流れの中に1尾の魚影も確認できなかった。未だかつて無い、完璧なムギョ(無魚)だった。それならばアブラビレにこだわらないぞと下った下流にも、まったく魚の影が無かった。大いなる寂しさを胸に、土曜日の釣りを終えた。なぐさめてくれたのは、収穫期としては終盤を迎えたフキノトウが少し。春の香りを楽しみつつも、その苦味が・・・堪えた。(なんだかプロジェクトXのナレーションみたいだね^^;)

んでもって日曜日、東京への帰り道に寄ったのは大好きなS川だ。天気も悪く寝坊して時間も遅かったので、年券だけ買って帰ろうかと思ったが、どうしてもアマゴの姿を見たい(釣れなくてもいいから)と思い、2時間だけ渓を歩くことにした。そして目出度し、今年の初アマゴに出逢うことができた。やっぱりおいらサイズのおちびちゃんだ。何回かのアタックがあったが、デジタルキープできたのはこの一尾だけ。2006
水温はそれほど冷たく感じなかったのだが、ちょっとサビが残っていた。実はこのアマゴ、フライが岩のブラインドに入ったのでピックアップしたら掛かっちゃったという一尾。う~ん、超かっこわるいけどそれもおいららしいかな、ツイてたんだなって思えばと納得した。
さてこの渓の途中で禁漁区の看板に出くわした。2006どうやらこの渓には、天然アマゴの種が残されているようなのだ。もしかしたら、さっき釣ったのも・・・。この渓は大切にしなくちゃと思いながら、週末の短い釣りを終えた。あ~~~!1尾でも釣れて良かった♪

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March 06, 2006

ちびやまめでスタート♪

 今年の渓流シーズンは、昨年の岡山から東へ700km、東京での単身赴任生活で迎えた。3月1日、居ても立ってもいられない気分だったが、この時期仕事は書き入れ時であるし、天候もうまい具合(?)に雨模様なので、納得し出勤。その後、寒くぱっとしない日が2日続いて、明けた土曜の朝は快晴の釣り日和♪。タックル一式と車中お泊り用品一式などをステップワゴンに積み込んで、T県に向かって出発した。
 昨年何度か入渓しそこそこの釣果があったA川とO川、今年はそこを管轄するW川漁協の年券を購入しようと決めていた。9月までの7ヶ月間で6,000円也。ところで釣り券には色々な呼び名があるけれど、「入漁券」という呼び方はちょっと抵抗があるね。C&Rでも漁ということになるのかなあ。W川漁協の場合は「渓流証」と書いてある。ま、いいんじゃない。で、井川・大井川というと「遊漁証」となっている。漁は困るかなぁ(汗)。「遊魚証」だったらいいのに。魚と遊ぶ、いいねぇ、流石~!わかっていらっしゃる漁協さん、放流資金協力しまっせ~ってな感じになっちゃうんだけどなぁ(^^;
 さて、途中渋滞に巻き込まれたりで釣り開始はお昼を過ぎてしまった。そして、渓流釣り場ガイドにも載ったメジャーなW川水系A川は、解禁最初の週末とあって釣り人だらけ。水温は極めて低く(手を突っ込んでの体感温度、約7℃ってところかな)飛んでいる虫はユスリカのような超ミッジが少しだけ。釣れそうな材料が全くみあたらない(汗)。タックルは信頼のkomono.spにマーキスのセット、22番の黒パラを8Xに結んで、深めのポイントを中心に攻め上がると、それでもたま~にアタックがある。何度か掛け損なって、ようやくヒットに持ち込んだのは3時になっていた。2006hatuyamame
15cmのヤマメ、今年もおちびちゃんで幕開けだ(^-^)v初日はそれでお終い、それでも初物をデジタル・キープできたことに大満足だった。
 その晩は平地の道の駅で車中泊したが、夜明け前の冷え込みが厳しくて、朝起きると車にはびっしりと霜が降りていた。しかし天気は上々、またしても絶好の釣り日和だ♪。せっかくなので、昨日と渓を変え、同じ年券でOKなW水系O川に入る。こちらの川も釣り人が多かったが、それでも何とか先行者の居ないポイントに入れ、午前中約4時間で4尾のヤマメをデジタル・キープすることが出来た。サイズは最大18cmというところ、まさにおいらサイズのおちびちゃん達だったけれど、傷一つ無い美しい姿に思わず顔がニヤけてしまう。2006
魚体には絶対に手を触れないように気をつけながらリリースした。魚は意外にも瀬に出ていた。水温は相変わらず低いが、気温が少し上昇したおかげか水生昆虫のハッチも昨日より多くなり、その分魚に活性が出たのかなと思う。この渓でカゲロウ系のスーパーハッチは起こるだろうか。運良くそんな日に釣りに行けたら最高だろうなぁ。2006

 さてさて、めでたく解禁出撃で魚の姿を拝むことができたけれど、課題もいくつか残った。一つはイワナをキャッチできなかったこと。途中何度か、明らかにヤマメと違う出方をした魚が居た。そのポイントでは昨年イワナをキャッチしている。次回は是非と思う。もう一つは、相変わらずのノラーズだ。これはもう少し暖かくなって、魚の活性が上がれば勝手に解消するかもしれないが、もう少しフッキング重視のフライを巻く必要があるかもしれない。どうもおいらは浮力重視で、ハックルを厚く巻きすぎる癖がある。そのせいで、弾いてしまうこともあるようだ。今年も試行錯誤を繰り返しながら、フライフィッシングを楽しんでいきたいと思う。

祝、渓流解禁!

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