そこで先行者って・・
一年の後半に入った先週は、重なる野暮用と雨のおかげで、金曜日になってようやく独り大井川の支流へ向かうことができた。
車止めゲートへ9時半に到着。林道の登り坂を20分ほど自転車を押し、やや平坦になったところで跨って、更に20分ほど走って入渓点へたどり着く。流れに降り立てば、水量はやや多めながら澄んでいて、条件は悪くなさそうに思えた。しかし、9尺のてんから竿にBHラッシーでポイントを探っていくものの、暫くの間反応は皆無。40分ほども経って、ようやく25cmのイワナをキャッチすることが出来た。
正午を過ぎて、中間点の堰堤を越えてからは、ようやく活性が上がる。瀬のようなポイントから、ぽつりぽつりとイワナを追加して、いよいよ前回ほぼ尺イワナと出会った小プールに差し掛かると、何と上流から二人の餌釣り師が下って来るではないか。話を聞いてみると、この区間は少し先までやったがほとんど釣れなかったとの事。それでも竿を出してみたが、やはり魚の反応はほとんど無く、本筋は14時で終了として林道に上がる。その後、枝沢に入って30分ほど竿を振り、27cmを頭にイワナ3尾を追加し、合計9尾で一日の釣りを終えた。後に知ったが、この日は東海地方の梅雨明け。気温が高くなるという天気予報だったので、ウエットウエーディングで流れを歩いたが、標高が1000mを越えるというのに水が全く冷たくない。魚の活性が今一つだったのは、水温の影響もあったのかもしれない。
さて、帰り道はほとんどペダルを踏むことなく、楽々と車に戻る。渓では、サルナシが花実を付けていたが、大きく育って熟す秋口になったら、このルートで再度イワナたちに挑戦したいと考えている。
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